『CYBER VALUE』とは株式会社ロードマップが提供する、
風評被害トラブル発生時の企業イメージ回復、ブランドの価値維持のためのトータルソリューションです。
インターネット掲示板に企業の悪評が流される事例はこれまでもありましたが、近年はSNSの普及で、
より多くの人が気軽に企業やサービスに対する意見や不満を投稿するようになり、
それが発端で炎上が発生することもしばしばあります。
ネット炎上は一日3件以上発生するといわれます。
企業に対する悪評が多くの人の目に入れば、真偽に関わらず企業イメージや売上、信頼の低下につながりかねません。
このようなリスクから企業を守り、運営にのみ注力していただけるよう、私たちが全力でサポートいたします。
株式会社ロードマップは2012年の創業以来、長きにわたりSEO対策をメ
イン事業としており、その実績は累計 200件以上。そのノウハウをもとに
したMEO対策や逆SEO、風評被害対策に関しても豊富な実績がありま
す。
長くSEO対策に携わり、つねに最新の情報を学び続けているからこそ、
いまの検索サイトに最適な手法でネガティブな情報が表示されないよう
に施策、ポジティブな情報を上位表示できます。
株式会社ロードマップには、SEO対策やMEO対策などWebマーケティン
グの幅広いノウハウをもつディレクター、高度な知識と技術が必要なフ
ォレンジック対応・保守管理の可能なセキュリティエンジニアが在籍し
ており、すべて自社で対応できます。
そのため下請けに丸投げせず、お客さまの情報伝達漏れや漏えいといっ
たリスクも削減。よりリーズナブルな料金でサービスの提供を実現しま
した。また、お客さまも複数の業者に依頼する手間が必要ありません。
インターネット掲示板やSNSにおける誹謗中傷などの投稿は、運営に削
除依頼を要請できます。しかし「規約違反にあたらない」などの理由で
対応されないケースが非常に多いです。
削除依頼は通常、当事者か弁護士の要請のみ受け付けています。弁護士
であれば仮処分の申し立てにより法的に削除依頼の要請ができるほか、
発信者情報の開示請求により投稿者の個人情報を特定、損害賠償請求も
可能です。
株式会社ロードマップは大手、官公庁サイトを含む脆弱性診断、サイバ
ー攻撃からの復旧であるフォレンジック調査・対応の実績も累計400件以
上あります。
風評被害対策サービスを提供する企業はほかにもありますが、セキュリ
ティ面を含めトータルに企業のブランド維持、リスク回避をおこなえる
企業はありません。
検索サイトで自社の評判を下げるようなキーワードが出てくる
自社にどのような炎上・風評被害の潜在リスクがあるか整理できていない
セキュリティ専門家による定期チェックを実施しておらず、課題や必要予算が見えていない
企業イメージに大きく関わる、つぎのような問題をスピード解決いたします。
検索サイトのサジェストにネガティブなキーワードが出るようになってしまった
サジェスト削除(Yahoo!・Google・Bing)
逆SEO
インターネット掲示板やSNSの投稿などで風評被害を受けた
弁護士連携による削除依頼・開示請求
サイバー攻撃を受けてサーバーがダウンした、サイト改ざんを受けてしまった
フォレンジック調査+対応
風評被害やトラブル発生の原因となったのはなにか、どこが炎上の発生源かを調査し、 イメージ回復のためにもっとも最適な施策を検討、実施します。
企業やサイトの評判を底上げする施策
SEO対策(コンテンツマーケティング)
MEO対策
サジェスト最適化戦略支援
セキュリティ面のリスク調査
ホームページ健康診断
風評被害、サイバー攻撃被害を受けてしまった企業さまに対し、 つぎのような施策で価値の維持までトータルでサポートいたします。
セキュリティ運用
保守管理(月一度の検査ほか)
バックグラウンド調査
取引先や採用の応募者の素性を調査し、取引・採用前に素行に問題のない 人物であるか確認しておける、現代のネット信用調査サービスです。
反社チェック
ネット記事情報をもとに犯罪・不祥事・反社関連の情報を収集します。 採用・取引の最低限のリスク管理に。
ネットチェック
SNS・掲示板・ブログなどから会社・人に関する情報を収集。 企業体質・人物健全度のリスクを可視化します。
TRUST CHECK
匿名アカウント、ダークWebすべてのサイバー空間を網羅ネットの 深部まで調べあげる、究極のリスク対策支援ツールです。
暴力団を離脱し、新しい人生を歩もうとする際、大きな壁として立ちはだかるのが「元暴5年条項」です。銀行口座が作れない、賃貸物件を借りられないといった制限に直面し、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、元暴5年条項の法的根拠や「5年」という期間がいつからカウントされるのか、そして社会復帰に向けた具体的な対策について、最新の指針に基づき詳しく解説します。
「元暴5年条項」という言葉は、実は通称であり、特定の法律の一条文を指すものではありません。まずはその正体と、なぜこうした制限が設けられているのかという法的背景を確認しましょう。
元暴5年条項の正式な名称は、各契約書における「暴力団排除条項(暴排条項)」内の「元組員に関する規定」を指します。
銀行の普通預金規定や不動産賃貸借契約書には、必ずといっていいほど「反社会的勢力ではないことの表明・確約」という項目が含まれています。その中に「現在暴力団員ではないこと」だけでなく、「暴力団員でなくなった時から5年を経過しない者でないこと」という一文が含まれており、これが「5年条項」と呼ばれる所以です。
つまり、組織を抜けても、形式上は5年間は現役の暴力団員と同等の扱いを受けるという契約上のルールなのです。
この条項の大きな根拠となっているのは、全国の自治体で施行されている「都道府県暴力団排除条例(暴排条例)」と、それに基づく警察庁の指針です。
2010年から2011年にかけて全国で整備された暴排条例では、事業者(銀行や不動産会社など)に対し、暴力団員等への利益供与を禁止し、契約時に相手方が反社会的勢力でないか確認することを努力義務、あるいは義務として課しています。
また、警察庁が策定した「企業対象暴力導入阻止のための指針」等において、離脱後5年を経過しない者を「暴力団員等」に含めるべきとの基準が示されたことで、民間の契約実務に定着しました。
なぜ「3年」でも「10年」でもなく「5年」なのでしょうか。その理由は、暴力団組織との関係を完全に断ち切るために必要な「浄化期間」と考えられているからです。
【引用元】
警察庁 暴力団排除活動の推進
https://www.npa.go.jp/hakusyo/h30/honbun/html/u4140000.html
元暴5年条項において最も重要なのは、「いつから5年が始まるのか」という起算点です。本人が「辞めた」と思った日からカウントされるわけではありません。
「離脱した日」の定義は、主に以下の3つの段階で判断されます。
| 段階 | 内容 | 重要度 |
| 1. 組織内での離脱 | 組に対して離脱の意思を示し、受理された日(断指や引退など)。 | 民間審査では不十分 |
| 2. 警察への離脱届 | 警察署や暴力追放運動推進センターに離脱を届け出た日。 | 実務上の起算点 |
| 3. DB反映日 | 警察の「暴力団員等データベース」の情報が「離脱」に更新された日。 | 審査通過の最終基準 |
一般的に、5年条項のカウントが始まるのは「警察が離脱を認めた日(データベースの登録日)」となります。離脱届を出してから警察の調査を経てデータベースが更新されるまでには数ヶ月かかることもあるため、自己判断でのカウントには注意が必要です。
5年のカウントダウン中に、再び暴力団関係者と接触したり、組織の活動に関与したりすると、その時点でカウントはリセットされます。
また、自分が今「元暴何年目」なのかを確認する方法として、最も確実なのは、最寄りの警察署の組織犯罪対策課や、各都道府県の「暴力追放運動推進センター」へ相談することです。自身の登録状況について、法的なアドバイスを含めた回答を得ることができます。
【引用元】
全国暴力追放運動推進センター より効果を上げる「暴力団離脱指導」のために
https://www.zenboutsui.jp/iken/center/center03.html

「5年経てば自動的に制限がなくなる」と考えてしまいがちですが、現実はそれほど単純ではありません。5年経過後も審査に落ちるケースがあり、その裏側には民間企業独自の基準が存在します。
銀行口座の開設において、5年経過はあくまで「最低限の条件」です。銀行はコンプライアンス(法令遵守)に対して極めて敏感であり、独自の「社内ブラックリスト」を保有している場合があります。
したがって、5年を過ぎたからといって無条件で口座が作れるわけではなく、一人の市民としての信用をゼロから積み上げる必要があります。
銀行や不動産業者は、警察のデータベースだけでなく、民間の調査会社が提供する「反社チェック専用データベース」を利用しています。
これらの民間データベースには、過去の新聞報道や逮捕歴、ネット上の情報などが蓄積されており、警察のデータベースから名前が消えても、民間の記録には残っている可能性があります。この「情報のズレ」が原因で、5年経過後も審査に苦戦することがあるのです。
審査を通りやすくするためには、自分が完全に更生していることを客観的に証明する準備が必要です。

生活に不可欠な口座開設や就職において、5年という期間はあまりに長く、生活を困窮させる要因となります。状況によっては、5年を待たずに対策を講じることが可能な場合もあります。
国や自治体は、元組員の社会復帰を支援するための枠組みを用意しています。
一人で悩まず、まずは公的な窓口に相談することが、5年の壁を破る第一歩となります。
特定の契約において、あまりに不当な制限を受けていると感じる場合は、弁護士を通じた交渉が有効な場合があります。
弁護士は、警察に対して現在の登録状況の確認(属性照会)を行い、既に反社会的勢力に該当しないことを法的に主張できます。これにより、個別の金融機関や不動産会社に対して「契約を拒否する合理的理由がない」ことを交渉の材料にできる可能性があります。
社会的な信頼を取り戻すためには、以下のステップを踏むことが推奨されます。
これらの実績が積み重なることで、5年という期間に縛られすぎず、実態としての更生を認めさせる力となります。
【引用元】
法務省 3 警察における暴力団員の社会復帰対策
https://www.moj.go.jp/hisho/saihanboushi3/html/nt123000.html
元暴5年条項は、暴力団離脱者にとって非常に厳しい試練ですが、決して社会復帰を完全に断絶するための仕組みではありません。
最も大切なのは、一人で抱え込まずに警察、弁護士、暴力追放運動推進センターなどの専門機関と連携することです。ルールを正しく理解し、着実にステップを踏むことで、必ず新しい生活を手にする道は開かれます。
現代の企業経営において、反社会的勢力(以下、反社)との関係遮断は、単なるマナーではなく「企業の存続」に関わる絶対条件です。一度でも反社との繋がりが発覚すれば、銀行融資の停止、上場廃止、最悪の場合は倒産に追い込まれる「コンプライアンス・リスク」に直結します。
多くの担当者が「警察が持っている公式のリストを直接確認できれば確実なのに」と考えることでしょう。しかし、結論から申し上げますと、警察庁が一般企業や個人向けに「反社会的勢力名簿(リスト)」を公開・配布することはありません。
では、企業はどのようにしてリスクを排除すればよいのでしょうか。本記事では、警察庁のデータベースの仕組みから、実務で使える多角的な検索ステップ、さらにはトラブルを未然に防ぐ社内フローまで詳細に解説します。

「警察庁に問い合わせれば、すぐに反社かどうかわかる」という誤解が多く見られますが、実態はより複雑です。まずは、なぜ公式リストが一般公開されていないのか、その背景と代替となる照会手段について正確に把握しましょう。
警察庁や各都道府県の警察、自治体が「反社リスト」を一般公開しない背景には、日本の法制度と捜査上の機密保持という2つの大きな壁があります。
警察が直接リストを公開しない代わりに、企業が公的な情報を得るための重要な窓口となるのが「公益財団法人 全国暴力追放運動推進センター(通称:暴追センター)」です。
暴追センターは、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律に基づき設置された公的機関です。企業が暴追センターの「賛助会員」になることで、警察が保有する暴力団員等に関する情報の照会が可能になります。ただし、以下の点に留意が必要です。
近年、多くの企業が導入している「反社チェックツール」は、警察庁のデータベースを直接覗き込んでいるわけではありません。しかし、一部の高度なツールは「警察庁の指針」に基づいたデータ収集を行っています。
民間ツールは、主に以下の3つのリソースを統合してスコアリングを行っています。
これにより、警察のDBに直接アクセスできずとも、実務上は警察の判断基準に近いレベルでのリスク検知が可能となります。
【引用元】
警察庁 組織犯罪対策
https://www.npa.go.jp/bureau/sosikihanzai/index.html
全国暴力追放運動推進センター
https://www.zenboutsui.jp/index.html
公的な「一発回答」が存在しない以上、企業は複数の情報源を組み合わせて「外堀を埋める」調査を行う必要があります。ここでは、実務で推奨される3つの多角的な検索ステップを解説します。
反社チェックの王道であり、最も証拠能力が高いのが新聞記事の検索です。Google検索では数年で消えてしまうニュースも、有料の新聞DB(日経テレコン、G-Searchなど)であれば、過去30年分以上のアーカイブを遡れます。
リアルタイムの情報収集にはネット検索やSNSが有効ですが、フェイクニュースや誹謗中傷が含まれる点に注意が必要です。情報の信憑性は以下の2軸で判断します。
法人のチェックにおいて、登記簿(履歴事項全部証明書)は情報の宝庫です。表向きはクリーンな企業でも、登記簿の「変遷」にリスクが隠れていることがあります。
| 調査項目 | 確認すべきリスクサイン | 信頼性 |
| 登記簿(役員) | 過去の不祥事企業との役員兼任、頻繁な交代 | 高 |
| 登記簿(住所) | 反社ビルとしての指定、実態のない住所 | 高 |
| 新聞DB | 過去の摘発、逮捕、行政処分歴 | 最高 |
| WEB/SNS | 反社との交友関係を示唆する写真、口コミ | 低~中 |
【引用元】
法務省:民事局(登記に関すること)
https://www.moj.go.jp/MINJI/index.html
国税庁:法人番号公表サイト
https://www.houjin-bangou.nta.go.jp/
どの程度の調査を行えば、企業として「十分な注意を払った」と言えるのでしょうか。ここでは、実務上の「チェック基準(しきい値)」について具体的に定義します。
近年、暴力団員本人が直接現れることは少なくなり、「共生者(フロント企業や協力者)」を介した接触が増えています。採用シーンでは、以下の項目を重点的にチェックします。
チェックコストを抑えるために手動検索のみで済ませる企業も多いですが、そこには「見落とし」という最大のリスクが潜んでいます。
以下の属性を持つ企業は、簡易的な検索ではなく、専門ツールの導入が必須レベルの「高リスク環境」にあると判断すべきです。
【引用元】
経済産業省:価値創造経営、開示・対話、企業会計、CSR(企業の社会的責任)についてhttps://www.meti.go.jp/policy/economy/keiei_innovation/kigyoukaikei/index.html

調査の結果、相手が「黒」に近いと判断された場合、そこからの対応こそが企業の真価を問われます。感情的にならず、法的な裏付けを持って対応することが重要です。
まずは、契約書という「盾」を強固にしておく必要があります。多くの自治体が制定している暴力団排除条例に基づき、以下の要素を網羅した「反社条項」を必ず盛り込みます。
「反社だから取引しません」と直接告げることは、相手を刺激し、報復や嫌がらせを招く恐れがあります。実務上は、以下の「理由を明確にしない拒絶」が鉄則です。
相手が「会社に乗り込むぞ」「ネットで悪評を流すぞ」といった脅迫的な言動に出た場合は、自社対応の限界です。速やかに以下の機関と連携してください。
【引用元】
日本弁護士連合会:民事介入暴力の根絶(民事介入暴力対策委員会)
https://www.nichibenren.or.jp/activity/human/minbou.html
チェック漏れを防ぐには、属人的な判断を排除した「仕組み」が必要です。ここでは、標準的な社内フローのモデルケースを紹介します。
「調査した」という事実を法的に証明できなければ、義務を果たしたとは言えません。
警察庁が管理する「反社会的勢力リスト」を直接閲覧することは叶いませんが、暴追センターの活用や、精度の高い民間ツールの導入、そして多角的な調査フローを構築することで、企業は十分に身を守ることができます。
反社チェックは単なるコストではなく、企業の信用という「無形の資産」を守るための投資です。この記事を参考に、自社のチェック体制が「名ばかり」になっていないか、今一度見直してみてください。
昨今、ニュースや新聞で見ない日はない「コンプライアンス違反」という言葉。ひとたび不祥事が発生すれば、企業の規模を問わず、長年築き上げてきた信頼が一瞬で失われる時代です。
しかし、言葉の意味は知っていても「具体的に何が違反になるのか」「なぜ健全な企業でも違反が起きてしまうのか」を正確に把握できている方は少ないのではないでしょうか。
本記事では、コンプライアンス違反の定義といった基礎知識から、不祥事を引き起こす心理的・環境的要因、そして実際に起きた身近な事例まで詳しく解説します。この記事を読むことで、自社のリスクを再確認し、実効性のある防衛策を講じることができるようになります。
コンプライアンス(Compliance)は、日本語で一般的に「法令遵守」と訳されます。しかし、現代のビジネスシーンにおけるコンプライアンスは、単に法律を守るだけでは不十分です。
まずは、その正しい意味と、なぜ今これほどまでに重要視されているのか、その背景を整理しましょう。
コンプライアンスとは、企業が法律を守ることはもちろん、「社会的な規範」や「企業倫理(モラル)」、さらには「社内規定」を守って公正・適切に業務を行うことを指します。
以前は「法律に触れなければ良い」という考え方が主流でしたが、現代では以下の3つの層をすべて守ることが求められています。
例えば、法律で禁止されていなくても、消費者を騙すような不誠実な広告を出したり、環境に配慮しない活動を行ったりすることは、現代では重大なコンプライアンス違反とみなされます。
現代の企業が特に注意すべきコンプライアンス違反には、大きく分けて3つのリスクが存在します。
| リスク分類 | 具体的な内容 |
| 法的リスク | 贈収賄、談合、インサイダー取引、著作権侵害、脱税など |
| 労務・人権リスク | パワーハラスメント、セクシャルハラスメント、長時間労働、不当解雇など |
| 情報・誠実性リスク | 個人情報の漏洩、SNSでの不適切投稿、産地偽装、粉飾決算など |
これらのリスクは、インターネットやSNSの普及により、瞬時に拡散されるという特徴があります。かつては隠し通せた不祥事も、今では従業員や顧客の投稿から白日の下にさらされるケースが急増しているのです。

どれほど誠実に見える企業でも、条件が揃えばコンプライアンス違反は発生してしまいます。なぜ、一線を超えてしまう人が現れるのでしょうか。
そのメカニズムを解明する上で欠かせないのが「不正のトライアングル」という理論です。
アメリカの犯罪学者ドナルド・R・クレッシーは、不正行為は「動機」「機会」「正当化」の3つの要素がすべて揃ったときに発生すると提唱しました。
これら3つのうち、1つでも欠ければ不正は起きにくいとされています。逆に言えば、どんなに真面目な社員でも、過度なノルマ(動機)があり、管理が杜撰(機会)で、組織全体が「仕方ない」という空気(正当化)であれば、違反を犯す可能性が高まります。
不正のトライアングルが形成されやすい土壌として、不健全な「企業風土」と「教育不足」が挙げられます。
特に以下の特徴を持つ職場は危険です。
例えば、長年「慣習」として行われてきた不適切な処理が、実は重大な法令違反であることに新入社員が気づいても、先輩や上司が「これがうちのやり方だ」と正当化していれば、負の連鎖は止まりません。

コンプライアンス違反は、決して大企業や特殊な業界だけの話ではありません。私たちの身近な場所でも、知識不足や一瞬の油断から発生しています。
ここでは、近年特に注目されている3つのカテゴリーにおける具体的な事例を見ていきましょう。
デジタル化が進んだ現代において、最も頻発しているのが情報に関するトラブルです。
これらは悪意があるケースだけでなく、「これくらい大丈夫だろう」という軽い気持ちが発端となることが少なくありません。
労働環境に関する問題は、企業の「ブラック化」を象徴する深刻な違反です。
利益を追求するあまり、ビジネスの根幹を揺るがす不正に手を染めるケースです。
【引用元】
厚生労働省「労働基準関連法令に違反した公表事案」
https://www.mhlw.go.jp/content/001527991.pdf
一度コンプライアンス違反が発覚すると、その代償は計り知れません。「バレなければいい」という考えは、企業の存続そのものを危うくします。
具体的な被害は、以下の3つの側面に現れます。
最も回復が難しいのが「信用」です。
不祥事が報道されると、消費者は「この会社の製品は危ない」「裏で何をしているかわからない」というネガティブな印象を持ちます。一度ついた「不誠実な会社」というレッテルを剥がすには、数年から十数年の歳月を要することも珍しくありません。
また、既存の取引先から契約を打ち切られたり、銀行からの融資が受けられなくなったりと、営業活動に深刻な支障をきたします。
金銭的な損害も無視できません。
不祥事の内容によっては、以下のようなコストが発生します。
特に中小企業の場合、これらの支払いがキャッシュフローを圧迫し、そのまま倒産に追い込まれるケースも多々あります。
「人」に関するダメージも深刻です。
コンプライアンス違反を犯した企業には、当然ながら優秀な人材は集まりません。採用市場での競争力は著しく低下し、内定辞退が相次ぐことになります。
さらに深刻なのは、今働いている誠実な社員たちのモチベーション低下です。「こんな会社で働いていると言いたくない」と、優秀な社員から順に会社を去っていき、組織の形骸化が進みます。
| ダメージの種類 | 影響の例 |
| 信用的損害 | SNSでの炎上、不買運動、取引停止、メディアの追及 |
| 金銭的損害 | 賠償金、罰金、株価暴落、融資停止 |
| 組織的損害 | 離職率の上昇、求人応募の激減、社内士気の低下 |
【引用元】
帝国データバンク コンプライアンス違反企業の倒産動向調査(2024年)
https://www.tdb.co.jp/report/economic/20250124-compliance2024/
コンプライアンス違反を「個人の問題」で終わらせてはいけません。組織として仕組みを整えることが、最大かつ唯一の防御策となります。
ここでは、今日から取り組むべき5つの対策を提案します。
まずは「何が正しいのか」を全員が共通認識として持つ必要があります。
入社時研修だけでなく、管理職向け、役員向けと階層別の研修を定期的に実施しましょう。単なる法律の講義ではなく、自社で起こり得る具体的なケーススタディを用いたワークショップ形式にすることで、自分事として捉えやすくなります。
不正は、現場の人間が最も早く気づきます。
しかし、「報告すると自分が不利益を被る」という不安があると、情報は上がってきません。匿名性を担保し、通報者を保護する仕組み(内部通報窓口)を、社内だけでなく弁護士事務所などの社外にも設置することが効果的です。
「不正のトライアングル」の「正当化」を防ぐには、コミュニケーションの質が重要です。
「おかしい」と思ったことをすぐに口に出せる「心理的安全性が高い職場」では、不正が芽のうちに摘み取られます。日頃から1on1ミーティングを実施するなど、上意下達ではない双方向の対話を増やしましょう。
「機会」を奪うために、チェック機能を強化します。
業務プロセスにおいて、一人で完結する作業をなくし、必ずダブルチェックが行われる体制(職務分掌)を構築します。また、内部監査部門による定期的なチェックや、外部の専門家による監査を導入し、「誰かが見ている」という適度な緊張感を保つことが重要です。
最後に、自社のコンプライアンス体制を簡易診断してみましょう。以下の項目に1つでもチェックが入る場合は注意が必要です。
【引用元】
消費者庁「公益通報者保護法に基づく指針」
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_partnerships/whisleblower_protection_system/
コンプライアンス違反は、一度の過ちで企業の未来を奪う恐ろしいものです。しかし、その原因の多くは「不正のトライアングル(動機・機会・正当化)」が揃ってしまう環境にあります。
「うちは大丈夫」と過信せず、教育・仕組み・風土の3要素から対策を講じることが、結果として従業員を守り、企業の持続的な成長に繋がります。本記事で紹介した事例や対策を参考に、まずは自社の現状を客観的に見直すことから始めてみてください。
信頼を築くには何年もかかりますが、崩れるのは一瞬です。誠実な経営こそが、最強のリスクマネジメントであることを忘れないようにしましょう。
Q1サジェスト対策はどのくらいで効果が出ますか?
キーワードにもよりますが、早くて2日程度で効果が出ます。
ただし、表示させたくないサイトがSEO対策を実施している場合、対策が長期に及ぶおそれもあります。
Q2一度見えなくなったネガティブなサジェストやサイトが再浮上することはありますか?
再浮上の可能性はあります。
ただ、弊社ではご依頼のキーワードやサイトの動向を毎日チェックしており、
再浮上の前兆がみられた段階で対策を強化し、特定のサジェストやサイトが上位表示されることを防ぎます。
Q3風評被害対策により検索エンジンからペナルティを受ける可能性はありませんか?
弊社の風評被害対策は、検索エンジンのポリシーに則った手法で実施するため、ペナルティの心配はありません。
業者によっては違法な手段で対策をおこなう場合があるため、ご注意ください。
Q4掲示板やSNSのネガティブな投稿を削除依頼しても受理されないのですが、対応可能ですか?
対応可能です。
弁護士との連携により法的な削除要請が可能なほか、投稿者の特定や訴訟もおこなえます。
Q5依頼内容が漏れないか心配です。
秘密保持契約を締結したうえで、ご依頼に関する秘密を厳守いたします。
Q6他社に依頼していたのですが、乗り換えは可能ですか?
可能です。
ご依頼の際は他社さまとどのようなご契約、対応がなされたのかをすべてお伝えください。
Q7セキュリティ事故発生時にはすぐ対応していただけますか?
はい。緊急時には最短即日でフォレンジックを実施いたします。