Google口コミ削除方法・依頼・裏技など企業をリスクから守るCYBERVALUE

あらゆる悪意から会社を守り
企業価値を最大化する

ABOUTCYBER VALUEとは

『CYBER VALUE』とは株式会社ロードマップが提供する、
風評被害トラブル発生時の企業イメージ回復、ブランドの価値維持のためのトータルソリューションです。
インターネット掲示板に企業の悪評が流される事例はこれまでもありましたが、近年はSNSの普及で、
より多くの人が気軽に企業やサービスに対する意見や不満を投稿するようになり、
それが発端で炎上が発生することもしばしばあります。
ネット炎上は一日3件以上発生するといわれます。
企業に対する悪評が多くの人の目に入れば、真偽に関わらず企業イメージや売上、信頼の低下につながりかねません。
このようなリスクから企業を守り、運営にのみ注力していただけるよう、私たちが全力でサポートいたします。

REASONCYBER VALUE
選ばれる理由

01
SEO対策の豊富な実績

SEO対策の豊富な実績

株式会社ロードマップは2012年の創業以来、長きにわたりSEO対策をメ イン事業としており、その実績は累計 200件以上。そのノウハウをもとに したMEO対策や逆SEO、風評被害対策に関しても豊富な実績がありま す。
長くSEO対策に携わり、つねに最新の情報を学び続けているからこそ、 いまの検索サイトに最適な手法でネガティブな情報が表示されないよう に施策、ポジティブな情報を上位表示できます。

02
事態収束から回復までワンストップ

事態収束から回復まで
ワンストップ

株式会社ロードマップには、SEO対策やMEO対策などWebマーケティン グの幅広いノウハウをもつディレクター、高度な知識と技術が必要なフ ォレンジック対応・保守管理の可能なセキュリティエンジニアが在籍し ており、すべて自社で対応できます。
そのため下請けに丸投げせず、お客さまの情報伝達漏れや漏えいといっ たリスクも削減。よりリーズナブルな料金でサービスの提供を実現しま した。また、お客さまも複数の業者に依頼する手間が必要ありません。

03
弁護士との連携による幅広いサービス

弁護士との連携による
幅広いサービス

インターネット掲示板やSNSにおける誹謗中傷などの投稿は、運営に削 除依頼を要請できます。しかし「規約違反にあたらない」などの理由で 対応されないケースが非常に多いです。
削除依頼は通常、当事者か弁護士の要請のみ受け付けています。弁護士 であれば仮処分の申し立てにより法的に削除依頼の要請ができるほか、 発信者情報の開示請求により投稿者の個人情報を特定、損害賠償請求も 可能です。

04
セキュリティ面のリスクも解決

セキュリティ面のリスクも解決

株式会社ロードマップは大手、官公庁サイトを含む脆弱性診断、サイバ ー攻撃からの復旧であるフォレンジック調査・対応の実績も累計400件以 上あります。
風評被害対策サービスを提供する企業はほかにもありますが、セキュリ ティ面を含めトータルに企業のブランド維持、リスク回避をおこなえる 企業はありません。

お問い合わせはこちら

こんなお悩みありませんか?

Firewall

検索サイトで自社の評判を下げるようなキーワードが出てくる

Search

自社にどのような炎上・風評被害の潜在リスクがあるか整理できていない

BlackBox

セキュリティ専門家による定期チェックを実施しておらず、課題や必要予算が見えていない

SERVICEサービス内容

企業イメージの
回復・維持を総合サポート

01
問題の解決

問題の解決

企業イメージに大きく関わる、つぎのような問題をスピード解決いたします。

検索サイトのサジェストにネガティブなキーワードが出るようになってしまった

サジェスト削除(Yahoo!・Google・Bing)

逆SEO

インターネット掲示板やSNSの投稿などで風評被害を受けた

弁護士連携による削除依頼・開示請求

サイバー攻撃を受けてサーバーがダウンした、サイト改ざんを受けてしまった

フォレンジック調査+対応

02
原因の究明・イメージ回復

原因の究明・イメージ回復

風評被害やトラブル発生の原因となったのはなにか、どこが炎上の発生源かを調査し、 イメージ回復のためにもっとも最適な施策を検討、実施します。

企業やサイトの評判を底上げする施策

SEO対策(コンテンツマーケティング)

MEO対策

サジェスト最適化戦略支援

セキュリティ面のリスク調査

ホームページ健康診断

03
価値の維持

価値の維持

風評被害、サイバー攻撃被害を受けてしまった企業さまに対し、 つぎのような施策で価値の維持までトータルでサポートいたします。

セキュリティ運用

保守管理(月一度の検査ほか)

バックグラウンド調査

リスク対策を多角的にサポート

サイバーチェック

サイバーチェック

取引先や採用の応募者の素性を調査し、取引・採用前に素行に問題のない 人物であるか確認しておける、現代のネット信用調査サービスです。

反社チェック

ネット記事情報をもとに犯罪・不祥事・反社関連の情報を収集します。 採用・取引の最低限のリスク管理に。

ネットチェック

SNS・掲示板・ブログなどから会社・人に関する情報を収集。 企業体質・人物健全度のリスクを可視化します。

TRUST CHECK

匿名アカウント、ダークWebすべてのサイバー空間を網羅ネットの 深部まで調べあげる、究極のリスク対策支援ツールです。

詳しくはこちら

COLUMNコラム

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開示請求後の慰謝料・示談金の相場は?誹謗中傷の損害賠償額を事例付きで解説

インターネット上で誹謗中傷を受け、発信者情報開示請求で投稿者を特定したあと、多くの被害者が気になるのは「慰謝料はいくら請求できるのか」という点でしょう。結論として、慰謝料の相場は権利侵害の類型によって異なり、個人の場合は10〜50万円程度、企業の場合は50〜100万円以上が一つの目安です。

ただし、投稿内容の悪質さや拡散規模によっては300万円を超える賠償が認められたケースも存在します。本記事では、慰謝料・示談金の相場を類型別に整理したうえで、実際の判例や「費用倒れ」を防ぐ対策まで、被害者が損をしないための知識を網羅的に解説します。

開示請求後の慰謝料・示談金の相場はいくら?3つの権利侵害タイプ別に紹介

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開示請求後の慰謝料額は、どのような権利が侵害されたかによって大きく変動します。裁判実務では主に「名誉毀損」「侮辱(名誉感情侵害)」「プライバシー侵害」の3類型に分類され、それぞれ認定される慰謝料の水準が異なるのが実情です。

ここでは、被害者がまず押さえるべき相場レンジを類型ごとに整理します。自分のケースがどのタイプに該当するかを知ることが、損害賠償請求の第一歩となるでしょう。

名誉毀損:個人の相場は10~50万円、企業は50~100万円以上が目安

名誉毀損とは、事実を摘示して他者の社会的評価を低下させる行為を指します。例えば、「○○は過去に犯罪を犯した」「あの会社は不正をしている」といった投稿が典型例です。

裁判で認められる慰謝料は、個人の場合で10〜50万円程度、企業(法人)の場合で50〜100万円以上が一つの目安となっています。ただし、投稿内容が事実無根であったり、被害者が実害(退職・売上減少など)を被った場合は、100万円を超える賠償が認められる可能性もあるでしょう。

また、慰謝料に加えて、投稿者を特定するためにかかった開示請求の弁護士費用(調査費用)を損害として上乗せ請求できる点も重要なポイントです。

侮辱(名誉感情侵害):数万円~30万円程度と低額になる傾向

侮辱は、事実の摘示を伴わずに相手の社会的評価を下げる行為です。「バカ」「無能」のような漠然とした悪口がこれに該当します。

裁判で認められる慰謝料は数万円〜10万円程度が基本ラインで、名誉毀損と比べると低額に留まる傾向にあります。低額になりやすい理由は、侮辱が「客観的な社会評価の低下」ではなく「主観的な感情の問題」として扱われるためです。

ただし、粘着的に何度も繰り返し投稿されたケースでは事情が異なります。個別の慰謝料が積み重なり、結果的に30万円以上の賠償が認定された裁判例も報告されています。

投稿の頻度や執拗さは増額事由として考慮されるため、被害記録をしっかり残しておくことが重要です。

プライバシー侵害:10~50万円が目安だが内容により高額化も

プライバシー侵害とは、本人が公開を望まない私的情報を無断で公にする行為です。住所や電話番号の晒し、病歴・前科の暴露などが該当し、慰謝料の相場は10〜50万円程度が目安となります。

ただし、性的な情報やリベンジポルノに関する投稿が含まれる場合は、被害の深刻さから100万円以上に跳ね上がることもあるでしょう。金額を左右する最大のポイントは、「どのような情報がどれだけ広い範囲に伝わったか」です。

拡散の規模が大きいほど、認められる慰謝料も高額になる傾向にあります。

参考:ネット誹謗中傷における慰謝料・損害賠償金の相場

誹謗中傷の損害賠償を請求するための法的根拠と実際の判例4ケース

記事のイメージ画像

慰謝料の相場を把握したところで、次に押さえるべきは「なぜ慰謝料を請求できるのか」という法的な仕組みです。ここでは、損害賠償請求の根拠となる民法の条文を確認したうえで、実際に裁判で賠償が認められた判例を紹介します。

自分のケースに近い事例を見つけることで、請求可能な金額のイメージが具体化するでしょう。

民法第709条・第710条に基づく「不法行為」の仕組み

誹謗中傷による慰謝料請求の法的根拠となるのが、民法第709条(不法行為に基づく損害賠償)と第710条(財産以外の損害賠償)です。民法第709条は、故意または過失によって他人の権利を侵害した者に損害賠償義務を課す規定で、誹謗中傷による名誉毀損やプライバシー侵害はこの「不法行為」に該当します。

請求が認められるためには、加害者の故意・過失、権利侵害の事実、損害の発生、そして因果関係の4要件を立証する必要があります。なお、慰謝料請求を行うのは民事裁判であり、加害者への刑事罰を求める刑事裁判とは目的が異なる点に注意が必要です。

刑事告訴と民事の損害賠償請求は併用できるため、状況に応じて両方を活用するのが効果的でしょう。

事例①:Googleマップへの虚偽投稿でクリニックに約337万円の賠償命令

整形外科クリニックに対し、Googleマップ上で「理学療法士でもないのに身体をさすっているだけ」といった事実無根の口コミが投稿された事案です。裁判所は、投稿を削除しないことは名誉および信用を毀損するものであると判断しました。

結果として、286万円の損害賠償に加え、クリニックが支出した弁護士費用の一部などを含めた、合計約337万円という高額な支払い命令が投稿者に下されました。この事例は、虚偽の口コミが店舗の営業権を深刻に害する場合、裁判所が毅然とした賠償額を認める傾向にあることを示しています。

参考:誹謗中傷での損害賠償の慰謝料相場とは?実際の事例付きで弁護士が解説

事例②:転職サイトへの悪質な書き込みに36万円の支払いが認められた事例

元従業員が転職サイトに「パワハラがある」などと投稿し、会社側が損害賠償を求めた東京地裁の事案です。裁判所は会社側の言動がパワハラには該当しないと判断し、投稿内容が意見の域を超えた名誉毀損にあたるとして、計36万円の賠償を命じました。

この事案の特筆すべき点は、会社側が開示請求費用として55万円を支出していたものの、裁判所が認めた費用回収額は3万円にとどまった点です。このように、個別の事案によっては判決額が支出費用を下回るリスクがあるため、事前の戦略的な検討が欠かせないことがわかります。

参考:誹謗中傷での損害賠償の慰謝料相場とは?実際の事例付きで弁護士が解説

事例③:除草剤のデマ投稿や社外秘情報漏洩による超高額賠償のケース

企業に対する誹謗中傷では、賠償額が個人のケースとは桁違いになることがあります。2025年8月に公表された事案では、化学メーカーの日産化学が製造する除草剤「ラウンドアップ」について、「脳神経発達障害やガンを誘発する」などの虚偽投稿をした投稿者に対し、東京地裁が66万円の賠償を命じました。

この訴訟の目的は賠償金の回収ではなく、虚偽情報の拡散に対する抑止力を示すことにあったとされています。また、別の事案では、企業の元常務が社外秘の情報を記者に漏洩し、その情報をもとに名誉毀損にあたる記事が掲載されたケースで、慰謝料1,000万円を含む合計約2億5,600万円もの賠償が命じられました。

直接記事を書いた本人でなくても、情報提供者に賠償責任が及ぶ点は、企業における内部統制の重要性を示しているでしょう。

参考:誹謗中傷での損害賠償の慰謝料相場とは?実際の事例付きで弁護士が解説

「示談」と「裁判」はどちらが有利?メリット・デメリットを3つの視点で比較

投稿者を特定した後、慰謝料を請求する方法は大きく「示談交渉」と「裁判(損害賠償請求訴訟)」の2つに分かれます。どちらを選ぶかは、被害の内容や目的によって最適解が異なります。

ここでは「獲得金額」「解決スピード」「強制執行の可否」の3つの視点から、それぞれの特徴を比較していきましょう。

獲得金額の差:加害者の条件次第で相場以上の示談金も期待できる

裁判では過去の判例に基づいた機械的な算定が行われますが、示談には上限がありません。加害者が「家族や会社に知られたくない」「刑事罰を避けたい」と強く望む場合、裁判上の相場を大幅に上回る解決金で合意に至るケースも少なくありません。

例えば、公的職に就いている相手であれば、口外禁止条項を約束することで、高額な賠償に応じる動機が強まります。一方で、相手に支払い能力が全くない場合は、裁判で勝訴しても回収できないリスクがあるため、現実的な金額での示談交渉が有効な戦略となります。

解決スピードと公開性:迅速かつ非公開で解決したいなら示談が最適

示談交渉の大きなメリットは、裁判と比べて解決までの時間が短い点と、交渉内容が非公開であることです。裁判は判決まで半年〜1年以上かかるのが一般的であり、被害者にとって精神的負担が大きくなりがちです。

一方、示談であれば数週間〜数か月で解決に至ることも珍しくありません。また、裁判の判決は公開されるため、被害内容が第三者の目に触れるリスクがあります。

プライバシーを重視する方や企業にとっては、非公開で解決できる示談の方が望ましいケースもあるでしょう。

強制執行の可否:相手が支払いを拒むリスクには「裁判」での判決が有効

示談の最大のリスクは、加害者が合意した金額を実際に支払わない可能性があるという点です。示談書(合意書)を取り交わしていても、それだけでは強制的に財産を差し押さえることができません。

強制執行を行うには、改めて訴訟を起こして判決を得る必要が生じます。この点、裁判所の確定判決があれば、加害者が任意に支払わない場合でも、預貯金や給与の差押えを含む強制執行が可能です。

加害者の支払い意思や資力に不安がある場合は、最初から訴訟を提起するか、示談交渉においても公正証書を作成して強制執行認諾文言を入れておくといった対策が有効です。

開示請求の「費用倒れ」を防ぐための3つのリスク回避策と企業の総合対策

開示請求から慰謝料請求までにかかる費用は、弁護士費用だけでも総額で50〜100万円以上に達することが一般的です。一方で、慰謝料の相場は数十万円程度にとどまるケースが多く、経済的に見て「費用倒れ」になるリスクは否定できません。

ここでは、費用倒れリスクを軽減するための3つの具体策と、企業がとるべき総合的な対策をお伝えしていきましょう。

相手に請求できる「調査費用」の回収:最新の裁判例では全額認められる傾向

最大の懸念である費用倒れを防ぐ鍵は、投稿者特定にかかった「調査費用」を相手に転嫁できるかです。損害賠償訴訟の弁護士費用は通常1割程度しか認められませんが、開示請求は専門性が高く弁護士なしでは困難なため、近年では調査費用の「全額」を相当因果関係のある損害として認める判決が増えています。

東京高裁の令和2年判決でも、開示請求費用は民事上の賠償請求に必要不可欠な費用であり、特段の事情がない限り全額を損害と認めるのが相当であると判示されました。この判例を根拠に、適切な損害額を積み上げることが重要です。

相手の資産状況(勤務先や預金)の把握と仮差押えの検討

慰謝料が認められても、加害者に支払い能力がなければ回収は困難です。「慰謝料を払えない」と主張されるケースに備えて、以下の対策を検討しましょう。

  • 判決前の仮差押え:訴訟提起と同時に、加害者の預金口座や不動産を仮差押えしておくことで、財産の散逸を防止できる
  • 強制執行(差押え):確定判決を得た後、預貯金・給与・不動産などを差し押さえる手続き。勤務先が判明していれば給与の差押えも可能
  • 分割払いの合意:一括払いが難しい場合でも、分割で支払う旨の合意を公正証書で取り交わしておけば、不履行時に改めて訴訟を起こす手間を省ける

弁護士に依頼する際は、慰謝料の請求だけでなく回収可能性まで含めた戦略を立ててもらうことが、費用倒れ防止の鍵になります。

企業価値を守る「CYBER VALUE」:削除請求とブランド保護の同時並行

企業にとって、誹謗中傷によるブランド価値の低下や採用活動への悪影響は、慰謝料だけでは補いきれない甚大な損失です。株式会社ロードマップが提供する「CYBER VALUE」は、あらゆる悪意から会社を守り、企業価値を最大化する包括的なデジタルソリューションです。

迅速な削除請求と投稿者特定を同時並行で行うだけでなく、風評被害の早期発見やSNS監視など、事後対応にとどまらないリスク管理体制を構築します。プロフェッショナルによる多角的なアプローチを活用することで、単なる金銭解決を超えた「企業の社会的信頼の維持」という真の価値を取り戻すことができます。

まとめ|開示請求後の慰謝料請求で泣き寝入りしないために

開示請求後の慰謝料相場は、名誉毀損で10〜50万円(法人は50〜100万円以上)、侮辱で数万円〜30万円、プライバシー侵害で10〜50万円が目安です。ただし、投稿の悪質性や被害の規模によって増額されるケースも多く、調査費用の全額を加害者に請求できる判例も増えています。

費用倒れを防ぐには、示談と裁判の使い分けや相手の資産調査など、戦略的なアプローチが不可欠です。とくに企業の場合は、法的措置と並行して検索結果の改善やモニタリングを行う総合対策が効果的でしょう。

誹謗中傷にお悩みの方は、一人で抱え込まず専門家に早めの相談をおすすめします。

開示請求

開示請求の費用相場はいくら?弁護士費用の内訳と安く抑える方法を解説

ネット上の誹謗中傷に悩み、「開示請求をしたいけれど、いったい費用はいくらかかるのか」と不安を感じていませんか。発信者情報開示請求にかかる費用の総額は、弁護士に依頼した場合で30万〜80万円が一般的な相場とされています。

ただし、この金額は対象サイトの種類や手続きの進め方によって大きく変動するものです。本記事では、開示請求にかかる費用の内訳を「着手金」「報酬金」「裁判実費」の3つに分解してわかりやすく解説します。

さらに、費用倒れを防ぐための具体的なポイントや、費用を安く抑える方法もあわせて紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

開示請求の費用相場は30〜80万円!トータルでかかる「3つの費用内訳」

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開示請求にかかる費用は「着手金」「報酬金」「裁判実費」の3つで構成されています。弁護士に依頼した場合の総額は30〜80万円程度が目安ですが、GoogleやX(旧Twitter)など海外法人が運営するサービスが相手になると、手続きが複雑化し費用がさらに膨らむ場合もあるでしょう。

まずは各費用の内訳を正しく把握し、トータルコストのイメージをつかむことが大切です。

弁護士に正式依頼する際に支払う「着手金」の目安

着手金とは、弁護士に正式に業務を依頼するタイミングで支払う費用のことです。開示請求が成功したかどうかに関係なく発生する点が最大の特徴でしょう。

発信者情報開示請求における着手金の相場は、おおむね20〜40万円程度とされています。ただし、対象となるプラットフォームが海外企業(X(旧Twitter)やGoogleなど)の場合、書類の翻訳費用や送達手続きの煩雑さから、着手金が高額になる傾向があります。

また、2022年に施行された新制度「発信者情報開示命令」を利用する場合は、従来の2段階手続き(仮処分+本訴訟)を1回にまとめられるため、着手金を1回分に集約する事務所も増えてきました。依頼前に「旧制度と新制度のどちらで進めるのか」を確認することが、費用を把握するうえで重要なポイントとなります。

特定が成功した際に発生する「報酬金」の相場

投稿者の特定に成功した場合に支払う報酬金は、15〜30万円程度が目安となります。成功報酬は成果に対する対価であり、開示が認められた際に発生する費用です。

具体的な設定は事務所により異なりますが、「1サイトにつき○円」や「特定成功で○円」といった形式が取られます。したがって、契約時には「何をもって成功とするか」の定義を明確にしておくことが大切です。

裁判所の手続きに欠かせない「裁判実費・印紙代・担保金」

弁護士費用とは別に、裁判所への手続きに伴う実費も必要となります。主な項目と金額の目安は以下のとおりです。

費用項目金額の目安備考
収入印紙代(申立手数料)1件あたり2,000〜13,000円仮処分申立と本訴訟で異なる
郵便切手代(予納郵券)数千円程度裁判所により金額が異なる
担保金(旧制度の場合)10〜30万円正当な申立であれば後日返還
送達費用(海外法人の場合)数万円〜翻訳費が追加で発生する場合あり

新制度(発信者情報開示命令)では担保金が原則不要となったため、裁判実費を大幅に抑えられるようになりました。旧制度と比較すると裁判所費用だけで約20分の1に圧縮できるケースもあり、費用面での法改正の恩恵は非常に大きいといえます。

参考:特定電気通信による情報の流通によって発生する権利侵害等への対処に関する法律 | e-Gov 法令検索

自分で行う発信者情報開示請求の費用と、弁護士に依頼する「3つのメリット」を比較

記事のイメージ画像

「費用を抑えるために自分で開示請求を行いたい」と考える方は少なくありません。たしかに、弁護士に依頼しなければ費用は大幅に抑えられます。

しかし、自力での手続きには専門知識が求められるうえ、時間との戦いになるケースも多いのが現実です。ここでは、自分で行う場合の費用感と、弁護士に依頼するからこそ得られるメリットを整理して比較します。

自分で行う場合の費用負担は「数千円〜数万円」のみ

弁護士を立てず、個人で裁判所に開示請求を申し立てる場合、主な費用は申立手数料・郵便切手・担保金の3つだけに限られます。具体的な金額の目安は以下のとおりです。

  • 申立手数料(収入印紙):仮処分の場合は1件あたり2,000円
  • 郵便切手(予納郵券):数千円程度
  • 担保金:10〜30万円(後日返還される場合が多い)

担保金を除けば、費用負担は数千円〜数万円程度に収まります。ただし、この金額で手続きが完結するわけではありません。

「権利侵害の明白性」の立証が不十分だと裁判所に棄却される恐れがあるほか、相手方のサイト運営者側には弁護士がつくため、法的知識の差が大きなハンデとなるでしょう。さらに、平日に裁判所へ出廷する必要があり、仕事との両立が困難になる点も見逃せないデメリットといえます。

ログの消去を防ぐ!弁護士なら可能な「迅速な証拠保全」

開示請求において最も注意すべきポイントの一つが、プロバイダが保有するアクセスログの保存期間です。多くのプロバイダはログを3〜6ヶ月しか保存しておらず、この期間を過ぎるとデータが削除され、投稿者を特定できなくなってしまいます。

弁護士に依頼すれば、受任後すぐにプロバイダへ「ログ保存要請」を行い、データの消去を防止する対応が可能です。さらに、必要な証拠(スクリーンショット、URL、投稿日時など)を法的に有効な形で保全してくれるため、後の裁判手続きにおいても強力な証拠として活用できます。

「投稿を見つけたら、できるだけ早く弁護士に相談する」ことが、開示請求を成功させるための鉄則といえるでしょう。

2022年施行の「新しい開示命令制度」を活用した効率的な特定

2022年10月に施行された改正プロバイダ責任制限法により、「発信者情報開示命令」という新制度が新設されました。この制度の最大の特徴は、従来は2段階だった手続きを1回の非訟手続きにまとめられる点にあります。

比較項目旧制度(仮処分+訴訟)新制度(開示命令)
手続きの回数2回(サイト側→プロバイダ側)原則1回
担保金10万〜30万円原則不要
裁判所費用約15,000円〜約4,000円〜
所要期間の目安6ヶ月〜1年3〜6ヶ月程度

新制度は費用面・期間面ともに旧制度よりも有利ですが、すべてのケースで利用できるわけではありません。弁護士が案件の性質や証拠の状況を判断し、最適な手続きを選択してくれるため、どちらの制度を使うべきかも含めて専門家に相談するのがおすすめです。

「費用倒れ」を回避するために!損害賠償請求で賢くお金を取り戻す3つのポイント

開示請求を検討する際、多くの方が懸念するのが「費用倒れ」のリスクでしょう。開示請求にかかった費用が、最終的に相手から回収できる金額を上回ってしまう状態を指します。

しかし、事前の情報収集と戦略的なアプローチによって、このリスクは大幅に軽減できるものです。ここでは、損害賠償請求を通じて費用を回収するための3つのポイントを解説します。

特定にかかった「調査費用」を相手に全額請求できるケース

発信者特定のために支払った弁護士費用は、相手方に「調査費用」として全額請求できることがあります。開示請求は専門知識が必要であり、弁護士への依頼が不可欠だと裁判所に認められやすいからです。

実際に、近年の判例では調査費用の全額を損害賠償として認めるケースが複数出ています。そのため、契約書や領収書を正確に保管し、かかった費用を客観的に証明することが重要です。

慰謝料の相場と弁護士費用のバランスを事前シミュレーション

費用倒れを防ぐには、獲得できる慰謝料の相場と費用のバランスを事前に予測することが欠かせません。名誉毀損の慰謝料相場は、個人で10〜50万円、企業で50〜100万円程度とされています。

一方で特定費用には50万円以上かかることが多いため、単純な計算では赤字になるリスクもあります。事前に弁護士と「回収の見込み」をシミュレーションし、経済的な合理性を判断しましょう。

相手の資力を確認し、損害賠償金の回収可能性を見極める

裁判で勝訴判決を得ても、相手に支払い能力がなければ実際の回収は困難です。これは費用倒れの原因として見落とされがちなポイントといえます。

相手の資力が不明な段階では、以下の点を弁護士と事前に検討しておきましょう。

  • 相手が会社員や事業者であれば、給与や売掛金の差押えにより回収の見込みが高い
  • 相手が未成年や収入のない個人の場合、回収のハードルは上がる
  • 示談交渉で決着すれば、分割払いなど現実的な支払い方法を合意できる

費用倒れのリスクを最小化するには、「特定→交渉→回収」の全体像を見据えた戦略的な判断が必要です。開示請求に踏み切る前に弁護士の見解を聞き、回収可能性のシミュレーションを行うことをおすすめします。

開示請求の費用を安く抑えて、納得のいく解決を実現するための3つの方法

「開示請求をしたいけれど、費用が高くて踏み切れない」そう感じている方にとって、コストを抑える具体的な方法を知ることは行動への第一歩になるはずです。費用を安く抑えるポイントは、弁護士選び・対象の絞り込み・示談交渉の活用の3つに集約されます。

それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。

初回相談無料や分割払い・完全成功報酬制の事務所を活用

初期費用の負担が重い場合は、無料相談や分割払いに対応している事務所を選びましょう。近年では、着手金を無料にし、回収できた賠償金から費用を支払う「完全成功報酬制」を導入する事務所も増えています。

これにより、手元に資金がなくても法的手段を諦める必要がなくなります。まずは複数の事務所を比較し、自分に合った支払いプランを提示してくれる専門家を探すべきです。

対象とする投稿を絞り込み、無駄な着手金を発生させない

誹謗中傷の投稿が複数ある場合、すべての投稿に対して開示請求を行うと、その分だけ費用がかさみます。費用対効果を最大化するためには、対象とする投稿を厳選することが有効な戦略です。

具体的には、以下の基準で優先順位をつけると良いでしょう。

  • 権利侵害の明白性が高い投稿:名誉毀損やプライバシー侵害が明確で、開示が認められやすい
  • 被害の影響が大きい投稿:閲覧数が多い、拡散されている、業務に直接的な損害を与えている
  • 投稿時期が新しい投稿:ログが残っている可能性が高く、特定の成功率が上がる

弁護士と相談のうえ、最も効果の高い投稿に絞って請求を行うことで、着手金の重複を防ぎながら効率的に投稿者を特定できます。

裁判をせずに解決を目指す「示談交渉」によるスピード解決

投稿者を特定した後、必ずしも裁判(損害賠償請求訴訟)を起こす必要はありません。弁護士を通じて投稿者に直接連絡を取り、「示談交渉」によって解決を図る方法もあります。

示談交渉のメリットは、裁判と比べて時間・費用の両方を大幅に節約できる点です。裁判では判決まで数ヶ月〜1年程度かかるケースもありますが、示談であれば数週間で合意に至る場合もあるでしょう。

示談金の相場は裁判で認められる慰謝料と近い金額になることが多く、投稿の削除や再発防止の誓約を盛り込めるのも大きな利点です。ただし、相手方が示談に応じない場合は訴訟に移行せざるを得ないため、示談と訴訟の両方に対応できる弁護士を選んでおくことが望ましいといえます。

株式会社ロードマップが提案する、企業のブランド価値を守る「CYBER VALUE」

ここまで解説してきた開示請求の手続きは、あくまで「投稿者を特定し、法的責任を追及する」ための手段です。しかし、誹謗中傷や風評被害の問題は、投稿者を特定するだけでは根本的に解決しないケースが少なくありません。

ネガティブな情報がネット上に残り続ける限り、ブランドイメージの毀損は進行し続けるからです。

誹謗中傷・炎上リスクを最小化する包括的デジタルソリューション

CYBER VALUEは、風評被害トラブルの解決から企業イメージの回復、ブランド価値の維持までをトータルでサポートするサービスです。2012年の創業以来、SEO対策を主軸に累計200件以上の実績を積み重ねてきたノウハウが、このサービスの基盤となっています。

具体的には、以下のようなサービスを組み合わせて企業のデジタルリスクに対応しています。

  • サジェスト対策:検索エンジンにネガティブワードが表示される問題を解消
  • 逆SEO:ネガティブな情報を検索結果の上位から押し下げる施策
  • Web/SNSモニタリング:ネット上の風評を24時間体制で監視し、炎上の兆候を早期検知
  • セキュリティ診断・フォレンジック調査:サイバー攻撃への対応や原因究明

専門チームによる迅速な初期対応と最適な法的スキームの提供

CYBER VALUEの大きな強みは、弁護士との連携による法的対応力と、自社完結型のワンストップ体制にあります。風評被害対策からセキュリティ対応まで、すべて自社の専門チームで完結するため、下請けへの外注による情報漏えいリスクがありません。

インターネット掲示板やSNSの投稿削除については、弁護士と連携して法的な削除依頼や仮処分の申立を行うことが可能です。さらに、発信者情報開示請求による投稿者の特定から損害賠償請求まで一貫して対応できるため、企業担当者が複数の業者に個別に依頼する手間を省けます。

緊急時には最短即日でのフォレンジック調査にも対応しており、スピーディな問題解決を実現しています。

ネット上の悪評を放置しない「攻めの風評被害対策」

CYBER VALUEが目指すのは、トラブルの「火消し」だけではありません。問題を解決した後の企業イメージ回復と、再発を防止するための継続的な監視体制の構築までを含めた「攻めの風評被害対策」を提供している点が特徴です。

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まとめ|開示請求の費用を正しく理解して最適な対策を選ぼう

開示請求にかかる費用の総額は、弁護士に依頼した場合で30〜80万円程度が一般的な相場です。費用は「着手金」「報酬金」「裁判実費」の3つで構成されており、手続きの方法や対象サイトによって金額が変動します。

費用倒れを防ぐためには、慰謝料や調査費用の回収見込みを事前にシミュレーションし、弁護士と相談しながら対象投稿を絞り込むことが重要です。また、2022年施行の発信者情報開示命令制度を活用すれば、費用と期間の両方を抑えられる可能性があります。

「費用が心配で行動に移せない」という方は、まずは無料相談を活用し、専門家の意見を聞くことから始めてみてください。

開示請求

アンチコメントと誹謗中傷の違いとは?法的な線引きと判断基準をわかりやすく解説

SNSやYouTubeで情報を発信していると、ネガティブなコメントに心を痛めた経験がある方は少なくないでしょう。しかし、そのコメントが「アンチコメント(批判)」なのか「誹謗中傷」なのかによって、取るべき対応はまったく異なります。

結論からいえば、正当な批判は表現の自由として法的に認められる一方、人格否定や虚偽情報の拡散を伴う誹謗中傷は名誉毀損罪や侮辱罪に問われる違法行為になり得ます。本記事では、アンチコメントと誹謗中傷の法的な境界線を明確にし、判断基準や対処法をわかりやすく解説します。

自分が受けた投稿がどちらに該当するか判断できるようになれば、必要以上に傷つくことなく、適切な行動を選べるようになるはずです。

アンチコメントと誹謗中傷は何が違う?法的に「違法」となる3つの境界線

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「アンチコメント」と「誹謗中傷」は混同されがちですが、法律上は明確に区別されるものです。ここでは、両者を分ける客観的な定義と、批判が「違法」に変わる3つの境界線を整理します。

この章を読むことで、自分が受けたコメントがどちらに当たるのか、大枠を判断できるようになるでしょう。

単なる批判・意見と「誹謗中傷」を分ける客観的な定義

批判と誹謗中傷の決定的な違いは、その「目的」と「根拠」にあります。批判とは、物事の真偽や善悪を検討し、具体的な根拠に基づいて改善や向上を促す建設的なフィードバックを指します。

一方で誹謗中傷は、根拠のない嘘や悪口によって相手を攻撃し、人格を傷つけることのみを目的とした行為です。例えば、動画の内容に対する「説明が分かりにくい」という指摘は批判の範囲内ですが、投稿者への「バカ」といった人格否定は中傷に該当します。

このように、相手を尊重した上での論理的な指摘かどうかが、最初の判断基準となるのです。

アンチコメントが法的責任を問われる基準

アンチコメントであっても、以下の要件を満たした場合は法的に問題となり得ます。

  • 公然性があること:SNSの公開投稿や掲示板など、不特定多数が閲覧できる場所で行われていること
  • 社会的評価の低下:投稿内容が、第三者の目から見て対象者の信用や名誉を傷つけるものであること
  • 事実の摘示または侮辱的表現:具体的な事実を示して名誉を傷つけるか、事実を示さずに侮辱する表現が含まれること

特にSNSは「公然性」が認められやすい場所です。たとえ匿名のアカウントからの投稿であっても、上記の要件を満たしていれば名誉毀損罪や侮辱罪に問われる可能性があります。

見逃してはいけない「批判=合法、誹謗中傷=違法」の結論

ここまでの内容を整理すると、アンチコメントと誹謗中傷の違いは次の表のように分類できます。

項目アンチコメント(批判)誹謗中傷
対象コンテンツ・サービス・行動人格・容姿・属性
目的意見の表明・改善の要求相手を傷つけること自体が目的
表現論理的・感情的でも事実に基づく根拠のない悪口・デマ・人格否定
違法性原則として合法(表現の自由)名誉毀損罪・侮辱罪等に該当し得る

この線引きを正しく理解しておくことで、自分が受けた投稿に対して冷静に対処できるようになります。感情的な反応を避け、まずは「批判なのか、誹謗中傷なのか」を客観的に判断する視点を持つことが大切です。

なぜ届く?アンチコメントをする人の心理とよくある4つの具体例

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アンチコメントを受けると「なぜ自分がこんなことを言われなければならないのか」と感じるものです。しかし、アンチコメントをする人の心理を理解しておくと、必要以上に傷つくことを防げます。

ここでは、アンチコメントが生まれる心理的背景と、SNSでよく見られる具体的な例文を4つのパターンに分けて解説します。

ストレス発散や劣等感が引き起こす「アンチの心理」

アンチ活動の多くは、投稿者自身の満たされない心理状態が引き起こしています。日常生活での不満や強い劣等感を抱える人が、匿名性を利用して他者を攻撃することで、一時的な優越感や快感を得ようとするのです。

彼らにとって攻撃対象は誰でもよく、たまたま目についた成功者や幸せそうな人をターゲットにします。このように、中傷の動機は被害者側の問題ではなく、加害者の内面的な「ストレス解消」という歪んだ目的にあることがほとんどです。

SNSでよく見られるアンチコメントの代表的な例文

実際にSNSで見られるアンチコメントには、以下のようなパターンがあります。

  • 作品批判型:「この動画、何が面白いのかわからない」「内容が薄すぎて時間のムダだった」
  • 上から目線の指導型:「もっと勉強してから発信しなよ」「素人が偉そうに語るな」
  • 比較・否定型:「〇〇さんのほうがよっぽどマシ」「こんなレベルで金取るの?」
  • 属性攻撃型:「この程度の容姿でよく顔出しできるね」「〇〇出身のくせに」

この中で、上の3つは厳しい表現ではあるものの、基本的には批判の範囲内と判断されるケースが多いでしょう。しかし、4つ目の「属性攻撃型」は人格そのものを否定しており、誹謗中傷として違法性を問われる可能性が高まります。

「独善的な正義感」や「承認欲求」が攻撃を加速させる理由

近年注目されているのが、「正義中毒」と呼ばれる心理状態です。ルールやモラルに反していると感じた対象を徹底的に攻撃することで、脳内に快感物質が分泌される状態を指すと言われています。

SNSの「いいね」や「リツイート」の仕組みは、この心理をさらに増幅させる要因となり得るでしょう。攻撃的な投稿が多くの共感を集めると、投稿者は「自分の行為は正しい」と確信を深め、さらに過激な表現へとエスカレートしていく傾向が見られます。

承認欲求が強い人ほど、注目を集めるために過激な言葉を選びがちだとも指摘されています。こうした構造を理解しておけば、アンチコメントに過度に振り回されるリスクを軽減できるでしょう。

要注意!「ガッカリした」という言葉に隠された相手の都合

「ガッカリしました」「残念です」という一見丁寧な言葉も、実際には攻撃的な意図を含んでいる場合があります。これは、相手が自分の思い通りに動かないことへの不満を、正論めいた言葉で押し付けているに過ぎません。

いわゆる「理想の押し付け」であり、発信者が自分の人生を生きていることを無視した一方的な感情の吐露です。こうした言葉を真に受けて自分を責める必要はなく、相手の勝手な期待として受け流すことが賢明です。

放置は危険?誹謗中傷による法的リスクと処罰された3つの事例

「たかがネットの書き込み」と軽視していると、取り返しのつかない事態に発展する場合があります。実際に誹謗中傷が刑事事件化した事例や、厳罰化された法改正の内容を知ることで、問題の深刻さを正しく認識しましょう。

この章では、誹謗中傷がもたらす法的リスクを、実例と最新の法制度の両面から解説します。

有名人も被害に!SNSの誹謗中傷が刑事事件化した実例

SNSでの誹謗中傷が原因で自死を選んだ女子プロレスラーの事件は、社会に大きな衝撃を与えました。この事件をきっかけに、加害者が特定され、科料処分が下されただけでなく、制度の見直しが加速しました。

また、ある女優に対して「両親が失敗作」などの人格否定を行った投稿者が提訴され、約315万円の支払いで示談が成立した事例もあります。有名人であっても法的措置を講じることで、匿名アカウントの実体を暴き、相応の責任を負わせることが可能になっています。

参考:SNSによる誹謗中傷事例|数々の事例から事件になった例まで紹介

法改正で厳罰化された「侮辱罪」と「拘禁刑」の導入

2022年の刑法改正により、侮辱罪の法定刑が大幅に引き上げられました。従来は「拘留又は科料」という比較的軽い罰でしたが、現在は「1年以下の懲役若しくは禁錮(2025年からは拘禁刑)又は30万円以下の罰金」が追加されています。

これにより、悪質な誹謗中傷に対しては、逮捕や懲役刑といった重い処罰が下される可能性が高まりました。インターネット上の匿名性はもはや安全地帯ではなく、犯罪を犯せば厳しく罰せられる時代になっています。

企業SNS担当者が知っておくべき「業務妨害」のリスク

企業のSNSアカウントに対する誹謗中傷は、担当者個人への攻撃にとどまらず、企業の信用を毀損する行為として「偽計業務妨害罪」や「信用毀損罪」に該当する可能性があります。例えば、「あの会社の商品には有害物質が入っている」といった虚偽の情報が拡散されれば、売上減少や取引先の離反などの実害が生じます。

こうした場合、被害企業は投稿者に対して損害賠償を請求できるだけでなく、刑事告訴を行うことも可能です。企業のSNS担当者は、誹謗中傷を「個人的な攻撃」として受け流すのではなく、組織の信用に関わるリスクとして適切に報告・対応する体制を整えておく必要があるでしょう。

私の被害はどっち?違法性を判断するための5つのチェックリスト

「自分が受けたコメントは単なるアンチなのか、それとも法的措置を取れる誹謗中傷なのか」この判断に悩む方は多いでしょう。ここでは、受け取った投稿の違法性を自分で見極めるための5つのチェックポイントを紹介します。

すべてに該当する必要はなく、1つでも当てはまれば専門家への相談を検討する価値があります。

チェック1:内容に「具体的な事実」が含まれているか

投稿の中に「〇〇は過去に横領している」「〇〇は不倫をしている」など、具体的な事実が示されている場合は、名誉毀損罪(刑法第230条)が成立する可能性があります。ここで重要なのは、示された事実の「真偽は問わない」という点です。

たとえ投稿内容が事実であったとしても、それが公然と示されて相手の社会的評価を低下させた場合は、名誉毀損罪が成立し得ます。「〇〇はダメだ」「レベルが低い」といった主観的な評価にとどまる場合は、名誉毀損には当たりにくいものの、表現の程度によっては侮辱罪に該当する可能性があることも覚えておきましょう。

チェック2:社会的評価を下げる「人格否定」の有無

投稿内容が、作品や行動への批評ではなく、容姿・性別・学歴・出身地など人格そのものを攻撃している場合は要注意です。「ブス」「バカ」「無能」「クズ」といった人格否定の表現は、事実の摘示がなくても公然と行われていれば侮辱罪に該当する可能性が高まります。

2022年の法改正により侮辱罪の法定刑が引き上げられたことで、従来は見過ごされがちだった人格否定型の投稿にも厳しい対応がとられるようになりました。

チェック3:相手の目的が「攻撃」に終始しているか

正当な批判には、「こうしたほうがいい」「この点が問題だ」という建設的な要素が含まれています。一方、誹謗中傷に該当しやすい投稿は、相手を攻撃すること自体が目的化しており、改善提案や議論の余地が一切ない点が特徴です。

以下の観点から判断してみましょう。

  • 何度も同じ相手に対して攻撃的な投稿を繰り返しているか
  • 複数のアカウントから同一人物と思われる攻撃がなされているか
  • コメントの内容が具体性を欠き、ただ相手を傷つけることだけを意図しているか

こうした特徴が確認できる場合、その投稿は正当な批判の範疇を超えている可能性が高いと判断できるでしょう。

チェック4:投稿内容が「事実無根(デマ)」であるか

「〇〇は詐欺をしている」「〇〇は反社とつながりがある」といった、まったく根拠のないデマを流された場合は、名誉毀損罪が成立する典型的なケースです。デマは拡散のスピードが極めて速く、一度広まると削除が困難になるという特徴があります。

とくにSNSでは、一つの虚偽情報がリポストやスクリーンショットで瞬く間に広がり、企業であれば採用難や売上減少、個人であれば社会的信用の失墜という深刻な被害につながりかねません。事実無根の投稿を発見した場合は、拡散される前に速やかな証拠保全と対応が求められます。

チェック5:脅迫や業務妨害に該当する文言があるか

「殺す」「住所を特定した」「家族に危害を加える」といった直接的な脅迫文言は、脅迫罪(刑法第222条)に該当し得ます。また、「爆破予告」や「営業を妨害してやる」といった投稿は、威力業務妨害罪(刑法第234条)として、より重い刑事罰の対象になり得るでしょう。

このレベルに達している場合は、速やかに警察へ相談するとともに、弁護士への依頼を強くおすすめします。投稿の証拠(スクリーンショット・URL・投稿日時)を確実に保全しておくことも忘れないでください。

アンチコメントや誹謗中傷を受けた際の「3つの対応ステップ」と法的措置

アンチコメントや誹謗中傷を受けたとき、最も重要なのは「感情的に反応しないこと」です。反論や言い争いはかえって炎上を招き、被害を拡大させるリスクがあります。

ここでは、被害を最小限に抑えつつ、根本的な解決を目指すための3つの対応ステップと法的措置の選択肢を解説します。

ステップ1:証拠保全(スクリーンショット)を最優先する

誹謗中傷を発見したら、最初にすべきことは「証拠の確保」です。投稿者が後から削除してしまうと、法的措置を取る際に証拠が残りません。

証拠保全の際に押さえるべき情報は次のとおりです。

  • 投稿のスクリーンショット:投稿内容、投稿者のアカウント名、投稿日時が明確に写るように撮影する
  • 投稿のURL:ブラウザのアドレスバーに表示されるURLを必ず記録する
  • 撮影日時の記録:スクリーンショットをいつ撮影したかも証拠として重要になる

スマートフォンのスクリーンショット機能を使い、クラウドストレージなど複数の場所にバックアップしておくことをおすすめします。

ステップ2:反撃せず、プラットフォームの機能を活用する

感情的に反論したくなる気持ちは理解できますが、反撃は状況を悪化させるリスクがあります。まずはプラットフォームが提供している機能を活用しましょう。

プラットフォーム主な対処機能
YouTubeコメントのフィルター設定、特定ユーザーのブロック、コメント承認制への切り替え
X(旧Twitter)ミュート、ブロック、通報機能
Instagramコメントフィルター、特定ワードの自動非表示、制限機能
TikTokコメントフィルター、特定ユーザーのブロック

これらの機能を事前に設定しておくことで、悪質なコメントを目に入りにくくする予防策としても効果的です。

ステップ3:発信者情報開示請求と専門家への相談

誹謗中傷が名誉毀損罪や侮辱罪に該当すると判断される場合、以下の法的措置を検討することになります。

  • 削除請求:SNSや掲示板の運営者に対して、権利侵害にあたる投稿の削除を求める
  • 発信者情報開示請求:投稿者を特定するために、プラットフォーム事業者やプロバイダに対してIPアドレスや契約者情報の開示を求める手続き(2025年4月施行の情報流通プラットフォーム対処法により、手続きの迅速化が進んでいる)
  • 損害賠償請求:投稿者を特定した上で、民事訴訟により慰謝料や損害の賠償を求める
  • 刑事告訴:名誉毀損罪・侮辱罪などで警察に告訴し、加害者の刑事責任を追及する

これらの手続きは法的な専門知識が必要になるため、弁護士への相談が不可欠です。とくに発信者情報開示請求はプロバイダのログ保存期間(通常3〜6か月程度)に限りがあるため、迅速な対応が求められます。

根本解決を目指すなら「専門対策業者」への依頼が有効

弁護士への依頼は法的措置において不可欠ですが、誹謗中傷の影響はそれだけにとどまりません。検索エンジンのサジェストにネガティブなキーワードが表示され続けたり、SNS上で拡散された情報が消えなかったりと、法的措置だけでは解決しきれないデジタル上の被害が残ることがあります。

こうした問題に対しては、風評被害対策を専門とする企業への相談が効果的です。SEOやサジェスト対策の知見を持つ専門業者であれば、弁護士と連携した法的対応に加えて、検索結果やSNS上の情報環境の改善までを包括的にサポートできます。

問題が長期化するほど被害は拡大する傾向にあるため、「おかしい」と感じた段階で早めに専門家へ相談することが、被害を最小限に抑える最善の方法です。

参考:総務省|インターネット上の違法・有害情報に対する対応(情報流通プラットフォーム対処法)

まとめ|誹謗中傷の悩みは一人で抱えずプロに相談して安全なSNS運用を

アンチコメントと誹謗中傷の違いを正しく理解することは、安全なデジタル活動の基盤です。批判は成長の糧になりますが、悪質な誹謗中傷は断固として拒絶すべき不当な攻撃です。

一人で悩み続けると精神的な健康を損ない、大切な発信を止めてしまうことになりかねません。被害を受けた際は、証拠を揃えた上で、警察や弁護士、そして風評被害対策のプロに相談しましょう。

株式会社ロードマップは、インターネット上の不条理に立ち向かい、あなたの「価値」と「名誉」を最大化するための強力なパートナーとなります。毅然とした態度で適切な対策を講じ、健全なSNS運用を取り戻しましょう。

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Q&Aよくある質問

Q1サジェスト対策はどのくらいで効果が出ますか?

キーワードにもよりますが、早くて2日程度で効果が出ます。
ただし、表示させたくないサイトがSEO対策を実施している場合、対策が長期に及ぶおそれもあります。

Q2一度見えなくなったネガティブなサジェストやサイトが再浮上することはありますか?

再浮上の可能性はあります。
ただ、弊社ではご依頼のキーワードやサイトの動向を毎日チェックしており、
再浮上の前兆がみられた段階で対策を強化し、特定のサジェストやサイトが上位表示されることを防ぎます。

Q3風評被害対策により検索エンジンからペナルティを受ける可能性はありませんか?

弊社の風評被害対策は、検索エンジンのポリシーに則った手法で実施するため、ペナルティの心配はありません。
業者によっては違法な手段で対策をおこなう場合があるため、ご注意ください。

Q4掲示板やSNSのネガティブな投稿を削除依頼しても受理されないのですが、対応可能ですか?

対応可能です。
弁護士との連携により法的な削除要請が可能なほか、投稿者の特定や訴訟もおこなえます。

Q5依頼内容が漏れないか心配です。

秘密保持契約を締結したうえで、ご依頼に関する秘密を厳守いたします。

Q6他社に依頼していたのですが、乗り換えは可能ですか?

可能です。
ご依頼の際は他社さまとどのようなご契約、対応がなされたのかをすべてお伝えください。

Q7セキュリティ事故発生時にはすぐ対応していただけますか?

はい。緊急時には最短即日でフォレンジックを実施いたします。

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