あらゆる悪意から会社を守り
企業価値を最大化する

ABOUTCYBER VALUEとは

『CYBER VALUE』とは株式会社ロードマップが提供する、
風評被害トラブル発生時の企業イメージ回復、ブランドの価値維持のためのトータルソリューションです。
インターネット掲示板に企業の悪評が流される事例はこれまでもありましたが、近年はSNSの普及で、
より多くの人が気軽に企業やサービスに対する意見や不満を投稿するようになり、
それが発端で炎上が発生することもしばしばあります。
ネット炎上は一日3件以上発生するといわれます。
企業に対する悪評が多くの人の目に入れば、真偽に関わらず企業イメージや売上、信頼の低下につながりかねません。
このようなリスクから企業を守り、運営にのみ注力していただけるよう、私たちが全力でサポートいたします。

REASONCYBER VALUE
選ばれる理由

01
SEO対策の豊富な実績

SEO対策の豊富な実績

株式会社ロードマップは2012年の創業以来、長きにわたりSEO対策をメ イン事業としており、その実績は累計 200件以上。そのノウハウをもとに したMEO対策や逆SEO、風評被害対策に関しても豊富な実績がありま す。
長くSEO対策に携わり、つねに最新の情報を学び続けているからこそ、 いまの検索サイトに最適な手法でネガティブな情報が表示されないよう に施策、ポジティブな情報を上位表示できます。

02
事態収束から回復までワンストップ

事態収束から回復まで
ワンストップ

株式会社ロードマップには、SEO対策やMEO対策などWebマーケティン グの幅広いノウハウをもつディレクター、高度な知識と技術が必要なフ ォレンジック対応・保守管理の可能なセキュリティエンジニアが在籍し ており、すべて自社で対応できます。
そのため下請けに丸投げせず、お客さまの情報伝達漏れや漏えいといっ たリスクも削減。よりリーズナブルな料金でサービスの提供を実現しま した。また、お客さまも複数の業者に依頼する手間が必要ありません。

03
弁護士との連携による幅広いサービス

弁護士との連携による
幅広いサービス

インターネット掲示板やSNSにおける誹謗中傷などの投稿は、運営に削 除依頼を要請できます。しかし「規約違反にあたらない」などの理由で 対応されないケースが非常に多いです。
削除依頼は通常、当事者か弁護士の要請のみ受け付けています。弁護士 であれば仮処分の申し立てにより法的に削除依頼の要請ができるほか、 発信者情報の開示請求により投稿者の個人情報を特定、損害賠償請求も 可能です。

04
セキュリティ面のリスクも解決

セキュリティ面のリスクも解決

株式会社ロードマップは大手、官公庁サイトを含む脆弱性診断、サイバ ー攻撃からの復旧であるフォレンジック調査・対応の実績も累計400件以 上あります。
風評被害対策サービスを提供する企業はほかにもありますが、セキュリ ティ面を含めトータルに企業のブランド維持、リスク回避をおこなえる 企業はありません。

お問い合わせはこちら

こんなお悩みありませんか?

Firewall

検索サイトで自社の評判を下げるようなキーワードが出てくる

Search

自社にどのような炎上・風評被害の潜在リスクがあるか整理できていない

BlackBox

セキュリティ専門家による定期チェックを実施しておらず、課題や必要予算が見えていない

SERVICEサービス内容

企業イメージの
回復・維持を総合サポート

01
問題の解決

問題の解決

企業イメージに大きく関わる、つぎのような問題をスピード解決いたします。

検索サイトのサジェストにネガティブなキーワードが出るようになってしまった

サジェスト削除(Yahoo!・Google・Bing)

逆SEO

インターネット掲示板やSNSの投稿などで風評被害を受けた

弁護士連携による削除依頼・開示請求

サイバー攻撃を受けてサーバーがダウンした、サイト改ざんを受けてしまった

フォレンジック調査+対応

02
原因の究明・イメージ回復

原因の究明・イメージ回復

風評被害やトラブル発生の原因となったのはなにか、どこが炎上の発生源かを調査し、 イメージ回復のためにもっとも最適な施策を検討、実施します。

企業やサイトの評判を底上げする施策

SEO対策(コンテンツマーケティング)

MEO対策

サジェスト最適化戦略支援

セキュリティ面のリスク調査

ホームページ健康診断

03
価値の維持

価値の維持

風評被害、サイバー攻撃被害を受けてしまった企業さまに対し、 つぎのような施策で価値の維持までトータルでサポートいたします。

セキュリティ運用

保守管理(月一度の検査ほか)

バックグラウンド調査

リスク対策を多角的にサポート

サイバーチェック

サイバーチェック

取引先や採用の応募者の素性を調査し、取引・採用前に素行に問題のない 人物であるか確認しておける、現代のネット信用調査サービスです。

反社チェック

ネット記事情報をもとに犯罪・不祥事・反社関連の情報を収集します。 採用・取引の最低限のリスク管理に。

ネットチェック

SNS・掲示板・ブログなどから会社・人に関する情報を収集。 企業体質・人物健全度のリスクを可視化します。

TRUST CHECK

匿名アカウント、ダークWebすべてのサイバー空間を網羅ネットの 深部まで調べあげる、究極のリスク対策支援ツールです。

詳しくはこちら

WORKS導入事例

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COLUMNコラム

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【2025年最新】情報漏洩の原因TOP5と事例。不正アクセス・内部不正から会社を守る対策とは?

今情報漏洩対策が重要なのか、その原因と具体的な対策、そして自社だけでは気づけないリスクにどう対処すべきかが明確になります。

1. なぜ今、情報漏洩対策が「経営課題」なのか?

情報漏洩が発生すると、企業は単に「情報を失う」だけでは済みません。事業の根幹を揺るがすほどの深刻なダメージを受ける可能性があります。

そのダメージは、大きく2種類に分けられます。

直接的損害:事業継続を脅かす金銭的損失

情報漏洩が起きた場合、企業は多額の金銭的負担を強いられます。

間接的損害:回復が困難な信用の失墜

金銭的なダメージ以上に深刻なのが、企業の「信用」の失墜です。

一度「あの会社は情報をきちんと管理できない」という評判が広まると、顧客は離れ、取引先からは契約を打ち切られるかもしれません。このような風評被害やブランドイメージの毀損は、回復に長い時間と多大な努力を要します。

法律が求める企業の「安全管理措置」

さらに、2022年に改正された「個人情報保護法」では、企業に対して個人データを安全に管理するための措置(安全管理措置)を講じることを義務付けています。

この義務を怠り、重大な情報漏洩が発生した場合には、国から改善命令が出され、従わない場合は1億円以下の罰金が科される可能性もあります。もはや「知らなかった」では済まされないのです。

2. 【2025年最新データ】情報漏洩の原因ランキングTOP5と手口

では、実際に情報漏洩はどのような原因で発生しているのでしょうか。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の調査などを基にした、最新の原因ランキングを見ていきましょう。

【1位】外部からの攻撃(不正アクセス・サイバー攻撃)

最も深刻な被害をもたらすのが、悪意ある第三者による外部からの攻撃です。

  • 手口:
  • ランサムウェア: PCやサーバー内のデータを勝手に暗号化し、元に戻すことと引き換えに高額な身代金を要求するウイルス。警察庁によると、2023年に報告された被害件数のうち、中小企業の被害件数は約37%増加しています。対策が比較的手薄な中小企業の被害増加につながっていると考えられます。(出典:警察庁「令和6年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」
  • マルウェア(ウイルス)感染: メールの添付ファイルや不正なWebサイトを介してウイルスに感染させ、情報を盗み出します。
  • 標的型攻撃: 取引先や関係者を装った巧妙なメールを送りつけ、ウイルスに感染させたり、IDやパスワードを盗んだりします。

【2位】内部不正(退職者による情報持ち出しなど)

外部からの攻撃だけでなく、「内部」からの情報漏洩も後を絶ちません。

  • 手口:
  • 退職者による情報持ち出し: 転職先での利用などを目的に、在職中にアクセスできた顧客情報や営業秘密を不正に持ち出すケース。
  • 現職従業員による不正: 処遇への不満などから、情報を外部に売却するケース。
  • 事例: 大手通信教育企業のベネッセで、業務委託先の元社員が約3,500万件もの顧客情報を不正に持ち出し、名簿業者に売却。社会問題にまで発展しました。(参考:ベネッセホールディングス発表資料

【3位】ヒューマンエラー(メール誤送信・設定ミス)

悪意がなくても、ほんの少しの不注意が重大な情報漏洩につながります。これを「自分は大丈夫」と思い込んでしまうのが「正常性バイアス」の怖いところです。

  • 手口:
  • メール誤送信: 個人情報を含むファイルを、誤って関係のない宛先に送ってしまう。
  • 設定ミス: クラウドストレージなどのアクセス権限の設定を誤り、誰でも閲覧できる状態にしてしまう。
  • 事例: ある地方自治体で、幼稚園に補助金の案内メールを送る際、誤って全園児約2,000人分の個人情報を含むファイルを添付してしまい、各園にデータの削除を依頼する事態となりました。(参考:町田市発表資料

【4位】物理的な紛失・盗難

リモートワークの普及に伴い、物理的な管理の重要性も増しています。

  • 手口:
  • 業務用のPCや、データを保存したUSBメモリの紛失・置き忘れ。
  • カフェや電車内での盗難、車上荒らしなど。
  • 事例: 従業員がリモートワーク中に業務用PCを紛失し、保存されていた顧客情報が流出する可能性が発覚。会社の信用問題に発展するケースは少なくありません。

【5位】管理体制の不備・ルールの形骸化

技術的な対策以前に、社内の管理体制やルールに不備があるケースです。

  • 手口:
  • 重要な情報が保存されているサーバーに、誰でもアクセスできる状態になっている。
  • 情報機器の持ち出しに関するルールがなく、野放しになっている。
  • 退職した従業員のアカウントが削除されず、アクセス可能なままになっている。
  • 事例: 元職員が、元同僚のID、パスワードを使い退職後に営業秘密にアクセスし転職先に持ち出したとして逮捕された事例があります。(参考:日本経済新聞

3. 今すぐ始めるべき情報漏洩への3つの対策

これらの多様な脅威に対し、企業はどう立ち向かえば良いのでしょうか。対策の基本は「組織」「人」「技術」の3つの観点から、多層的に防御することです。

組織的対策:セキュリティの土台となるルールを作る

まず、会社全体で情報セキュリティに取り組むための土台作りが必要です。

  • 社内規定の策定: 「情報セキュリティポリシー」を策定し、情報の取り扱いに関する基本方針を明確にします。
  • 体制構築: 情報セキュリティに関する責任者を任命し、インシデント発生時の報告・連絡体制を整備します。
  • アクセス管理: 誰が・どの情報にアクセスできるのかを明確に定義し、権限を最小限に設定します。
  • 認証取得の検討: ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)やプライバシーマークといった第三者認証の取得は、体制構築と対外的な信用の証明に繋がります。

人的対策:従業員一人ひとりの意識を変える

どんなに優れたシステムを導入しても、それを使う「人」の意識が低ければ意味がありません。

  • 従業員教育の実施: 全従業員を対象に、情報セキュリティの重要性や社内ルールに関する研修を定期的に実施します。
  • 標的型攻撃メール訓練: 疑似的な攻撃メールを送信し、従業員が開いてしまわないか、適切に報告できるかを訓練します。
  • パスワード管理の徹底:推測されにくい複雑なパスワードの設定と、定期的な変更をルール化します。

技術的対策:システムで外部と内部の脅威を防ぐ

ルールや人の意識を補強し、脅威を物理的にブロックするのが技術的対策です。

  • UTM/ファイアウォール: 社内ネットワークの入口で、不正な通信やサイバー攻撃をブロックします。
  • EDR/ウイルス対策ソフト: PCやサーバーがウイルスに感染するのを防ぎ、万が一感染した場合も検知・対応します。
  • VPN: リモートワーク時に、安全な通信経路を確保し、盗聴を防ぎます。
  • データの暗号化: 万が一データが盗まれても、中身を読み取れないようにします。

4. 自社だけでは困難?潜在的なリスクを見つけ出すには

ここまで対策を読んで、「やるべきことが多すぎる」「自社のやり方が本当に正しいのかわからない」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。

まさにその点が、多くの企業が抱える課題です。

対策を講じたつもりでも、攻撃者の目線でなければ見つけられない「穴」が残っている可能性があります。形骸化したルール、従業員の慣れによる気の緩み、最新のサイバー攻撃への知識不足など、自社だけでは気づけない「潜在的な危険」が潜んでいるのです。

そこで重要になるのが、専門家による客観的な「脆弱性診断(セキュリティ診断)」です。

プロの視点で企業のネットワークやWebサイトを調査し、セキュリティ上の弱点を特定することで、本当に効果のある対策を、優先順位をつけて実行できるようになります。

5. 【PR】専門家による包括的なセキュリティ支援なら「CYBER VALUE」

ロードマップが提供する「CYBER VALUE」は、ここまで解説してきた情報漏洩に関するあらゆる課題を、ワンストップで解決する専門サービスです。

こんなお悩みはありませんか?

  • 何から対策すればいいかわからない
  • 社内にITやセキュリティの専門家がいない
  • 従業員のセキュリティ意識が低く、ルールが守られているか不安
  • 過去にヒヤリとした経験があり、本格的な対策を検討している
  • 万が一、情報漏洩が起きた時の対応が不安だ

一つでも当てはまったら、ぜひ私たちにご相談ください。「cyber value」は、貴社の状況に合わせて最適なソリューションをご提供します。

  • セキュリティ診断・対策 セキュリティ対策の第一歩として、専門家が貴社のホームページ上の隠れたリスクを発見し、対策プランをご提案します。
  • フォレンジック調査・対策 万が一のインシデント発生時も安心。迅速な原因究明と、被害を最小限に抑える初動対応、そして再発防止策までを徹底的に支援します。
  • Web/SNSモニタリング風評被害対策 情報漏洩が引き起こす、企業の信用失墜やネット炎上といった二次被害から貴社を守ります。システム的にとらえられないソーシャルメディアのハイコンテキストで難しいニュアンスにも目視で確認します。

まとめ

情報漏洩は、今や企業の規模を問わず、すべての組織にとって避けては通れない経営リスクです。

その原因は、外部からの巧妙なサイバー攻撃から、社内の悪意なきヒューマンエラーまで多岐にわたります。そして一度発生すれば、金銭的損失はもちろん、長年かけて築き上げた「信用」という最も大切な資産を、一瞬で失いかねません。

対策の基本は、「組織」「人」「技術」の三位一体で、多層的な防御壁を築くこと。そして、自社の対策に少しでも不安があれば、迷わず専門家の力を借りることが、未来のリスクから会社を守る最善の選択肢です。

この記事が、貴社の貴重な情報資産と未来を守る一助となれば幸いです。

リスク管理

SNS炎上の裏に「規制遵守意識の欠如」?企業イメージを破壊するデジタルリスクと法的責任

SNS炎上や情報漏洩。その原因は「誰かのミス」だけでなく、実は「規制遵守意識の欠如」や「古い慣習」にあるかもしれません。

本記事では、企業が気づきにくい法規制違反や意識の甘さが、いかにデジタルリスクと法的責任に繋がり、企業のイメージを破壊するかを解説します。特に、一般的な法令遵守、情報管理、そして対外発信における潜在的な危険に焦点を当て、手遅れになる前の対策の重要性をお伝えします。


「知らなかった」では済まされない!デジタル時代の法的責任と企業イメージの危機

インターネットやSNSの普及により、情報は瞬時に拡散します。一度のコンプライアンス違反が、あっという間に企業の信用を失墜させ、法的措置に繋がりかねません。

これは単なる「風評被害」ではなく、「規制遵守意識の欠如」が根本にあることが多いのです。

情報漏洩による損害賠償額は増加傾向にあり、炎上は企業価値や株価に大きな影響を与えます。さらに、個人情報保護法改正やGDPRといった法規制の強化は進んでおり、違反時のペナルティ(罰金など)も厳しくなっています。


【タイプ別解説】企業を直接脅かす「規制遵守の盲点」

見過ごされた「一般的な法令遵守違反」が招く間接的リスク

環境法令違反、知的財産権侵害、ハラスメントの放置、長時間労働といった「直接的な法令遵守違反」は、それ自体が企業にとってのリスクです。しかし、これらが企業イメージの悪化やSNSでの批判・中傷に繋がり、デジタルリスクを増大させることも少なくありません。

役員のスキャンダルやインサイダー取引といった問題も、企業全体のコンプライアンス体制への不信感を生み、結果的に情報管理への疑念に繋がる可能性があります。

例えば、厚生労働省の統計によると、パワーハラスメントに関する相談件数は依然として高水準で推移しています。このようなハラスメントが放置され、従業員によるSNS投稿で明るみに出た場合、企業イメージは著しく損なわれ、採用活動への悪影響や既存従業員の士気低下にも繋がります。
参照:厚生労働省「職場のハラスメントに関する実態調査」令和5年

また、労働基準法などの法改正への対応の遅れも、SNSでの告発や報道に繋がり、企業の評判を大きく下げる原因となります。長時間労働や不適切な労働環境がSNSで告発され、それがきっかけで企業の不適切な慣行が世間に知られるケースも少なくありません。
 

プライバシー侵害・個人情報漏洩:見過ごされた「情報管理の死角」が招くリスク

近年、企業における情報漏洩の報告件数は増加の一途をたどっています。その原因は、単なる「うっかりミス」に留まりません。IPA(情報処理推進機構)の調査が示すように、内部不正経験者の約6割が「うっかり」や「ルールを知らずに」違反している一方で、USBメモリなどの外部記憶媒体の不適切な利用や、システム管理者の権限濫用といった、より組織的な管理体制の甘さが露呈するケースも少なくありません。
参照:IPA「内部不正による情報セキュリティインシデント実態調査」報告書

ひとたび情報が漏洩すれば、顧客からの信頼は失墜し、多額の損害賠償や行政指導、最悪の場合、事業停止に追い込まれる可能性もあります。中小企業におけるウェブサイトからの個人情報漏洩では平均2,955万円(クレジットカード情報含む場合は3,843万円)もの被害額に上るという報告は、その深刻さを示しています。
参照:日本セキュリティネットワーク協会 インシデント損害額レポート

自社慣行との関連: 従業員のセキュリティ意識の低さはもちろんのこと、情報共有ルールの不明確さ、退職者のアカウントを放置するずさんな管理体制、古いシステムやソフトウェアの放置、さらには外部記憶媒体の利用制限の甘さや、特権IDの管理体制の不備など、企業内部の「情報管理の死角」がリスクを増大させています。個人情報保護法や関連ガイドラインへの理解不足・軽視も、これらの根本原因となりえます。

事例:

  • 内部者によるデータ不正持ち出しのリスク: IPAが公表する情報セキュリティの脅威では、「内部不正による情報漏えい」が依然として上位に位置しています。これは、業務上知り得た機密情報を不正に持ち出したり、システム管理者権限を悪用したりする事例が含まれ、企業内のチェック体制や従業員教育の甘さが背景にあることが示唆されています。
    参照:IPA「情報セキュリティ10大脅威 2024」 (「内部不正」の項目参照)

SNS炎上・マスコミ対応の失敗:対外発信における「コンプライアンス意識」の欠如

SNSでの不適切発言や内部告発は瞬時に拡散され、企業のブランドイメージを著しく毀損します。広報対応の遅れや不適切さは、火に油を注ぎ、信頼回復を困難にします。

ある回転寿司チェーン店での従業員による不適切動画の投稿では、およそ30億円もの被害損失が生じたと言われています。
参照:従業員によるSNS上の不適切発言問題で会社ができる3つのこと – 企業法務弁護士ナビ

自社慣行との関連: SNSガイドラインの不在、社員のSNS利用に関する教育不足、ハラスメントなど社内問題の放置が炎上につながるケースが多く見られます。また、不祥事発生時の情報開示基準の曖昧さや、隠蔽体質が、炎上や風評被害を深刻化させる原因となることもあります。


手遅れになる前に!「規制遵守の盲点」を洗い出すCyber Valueの力

ここまで見てきたように、あなたの企業を蝕むリスクの多くは、外敵によるものだけでなく、自社の行動や長年の慣行の中に潜んでいる可能性があります。「何から始めればいいか分からない」と感じるかもしれません。

しかし、これらの「見えないリスク」を特定し、適切な対策を講じることが、企業を守る第一歩です。

ロードマップ社のCYBER VALUEは、まさにこのような自社によるリスクの診断と対策を支援します。

  • Web/SNSモニタリング、風評被害対策、サジェスト汚染対策: 不祥事の兆候やSNS炎上、風評被害を早期に発見し、迅速な対応を可能にします。社員の不適切投稿なども監視し、社内教育の強化にも繋がります。
  • セキュリティ診断・対策: セキュリティ対策の第一歩という位置づけで、ホームページの脆弱性を認識していただき、セキュリティ対策方針の検討材料としてのご 活用いただけます。
  • フォレンジック調査・対策: 万が一、ホームページやメールで情報漏洩や不祥事が発生した場合でも、原因究明、証拠保全。法令遵守の観点から適切な対応を支援し、再発防止策の立案までを行います。

私たちCyber Valueは、単なるIT対策に留まらず、「組織のコンプライアンス意識」や「社内慣行」に起因するデジタルリスクに特化して、包括的な支援を提供します。専門家が客観的にリスクを評価し、貴社に合った対策を提案することで、「知らなかった」「大丈夫だと思っていた」を防ぎます。


まとめと次のアクション:今すぐ、御社の「規制遵守の盲点」をCYBER VALUEで診断しませんか?

「まだ大丈夫」という根拠のない自信は、いつか大きな代償となって返ってくるかもしれません。自社の行動や慣行が、企業の致命的なリスクとなりうることを忘れないでください。

手遅れになる前に、専門家による客観的な診断と対策が必要です。 ロードマップ社のCyber Valueが、貴社の現状に合わせた最適なリスク対策プランをご提案し、企業価値を守るお手伝いをいたします。

リスク管理

「社名+ブラック企業」で検索される前に…Webリスクを見える化する最新手法とは?

「〇〇社 ブラック企業」 自社の名前が、このような不名誉な言葉とセットで検索されているとしたら、経営者として看過できるでしょうか。

かつて企業の評判は、マスメディアや業界内での口コミによって形成されていました。しかし現代では、たった一人の従業員の投稿や、匿名の書き込みが、企業の社会的信用を一瞬にして地に堕とす力を持っています。一度「ブラック企業」というデジタルタトゥーが刻まれてしまえば、それは採用活動の停滞、取引関係の悪化、ブランド価値の毀損といった、深刻かつ長期的な経営リスクへと直結します。

もはや、Web上の評判を「コントロールできないもの」として放置する時代は終わりました。見えないWeb上の風評や炎上のリスクをいかに早期に発見し、プロアクティブ(主体的)に対処するかが、企業の持続的な成長を左右する重要な経営課題となっています。

この記事では、致命的な“ブラック企業検索”が生まれる背景と、それがもたらす具体的な脅威を深掘りします。そして、自社のWebリスクを正確に「見える化」し、効果的に管理するための最新の手法と、デジタルリスク対策の専門家集団であるCYBER VALUEが提供する具体的なソリューションを、詳細にご紹介します。

1. なぜ「社名+ブラック企業」と検索されるのか?

1.1 SNSや口コミサイトが加速させる拡散のスピード

現代の企業評判は、もはや企業自身が発信する情報だけではコントロールできません。X(旧Twitter)、匿名掲示板の5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)、そして転職口コミサイトのOpenWorkやLighthouse(旧カイシャの評判)といったプラットフォームが、従業員や元従業員の「生の声」を社会に届ける強力なメガホンとなっています。

例えば、以下のようなシナリオは日常的に発生しています。

  • ある従業員が、上司からのパワーハラスメントや過酷な長時間労働の実態を、証拠と共にSNSに投稿。投稿は「#ブラック企業」のハッシュタグと共に瞬く間に拡散され、共感したユーザーによって何万回もリポストされる。
  • 退職した元従業員が、匿名掲示板や転職口コミサイトに、社内の給与体系や人事評価への不満、将来性のない事業内容などを詳細に書き込む。その内容が他のネットユーザーによって「〇〇社はヤバいらしい」と様々な場所で引用・拡散される。

こうした情報は、検索エンジンのアルゴリズムによって「世間の関心が高い話題」として認識され、検索結果や関連ニュースに反映されやすくなります。その結果、多くの人々が「〇〇社+ブラック」といったキーワードで検索するようになり、負のスパイラルが加速していくのです。

1.2 「サジェスト汚染」という消えない烙印

この負のスパイラルの終着点とも言えるのが、「サジェスト汚染」です。これは、Googleなどの検索窓に企業名を入力した際に、検索候補(サジェスト)として「ブラック」「パワハラ」「倒産」「裁判」といったネガティブなキーワードが自動的に表示されてしまう現象を指します。

Googleのサジェスト機能は、多くのユーザーが検索している人気のキーワードをアルゴリズムが自動で表示する仕組みです。つまり、ネガティブなサジェストが表示されるということは、それだけ多くの人がその企業に対して負のイメージを抱き、検索しているという客観的な証拠になってしまいます。

この「サジェスト汚染」の最も恐ろしい点は、一度定着すると自然に消えることが極めて難しく、企業の評判に恒久的なダメージを与え続けることです。たとえ社内の問題が解決された後でも、サジェスト汚染だけが「デジタルタトゥー」として残り、企業の足を引っ張り続けるのです。

2. 「ブラック企業」と検索される企業が抱える致命的なリスク

2.1 信頼喪失が引き起こす採用・取引への壊滅的影響

「ブラック企業」という検索結果がもたらす最も直接的なダメージは、人材採用と取引関係の悪化です。

採用活動への影響: 現代の求職者、特にデジタルネイティブである若年層は、応募前に必ずと言っていいほど企業の評判をインターネットで検索します。そこで「ブラック企業」というサジェストや、ネガティブな口コミを目にすれば、どれだけ魅力的な求人であっても応募をためらうでしょう。結果として、応募者数の減少、優秀な人材の敬遠、採用コストの高騰、そして内定辞退率の上昇といった、採用活動におけるあらゆる側面に深刻な悪影響を及ぼします。

取引関係への影響: BtoB取引においても、企業のコンプライアンス意識や評判は、与信判断の重要な要素です。新規取引を検討している企業が、あなたの会社名を検索して「ブラック企業」という結果を目にしたらどう思うでしょうか。取引のリスクが高いと判断され、契約が見送られる可能性は十分にあります。既存の取引先からも、コンプライアンス体制について説明を求められたり、最悪の場合、契約を打ち切られたりするリスクさえあるのです。

2.2 経営者・役員個人に及ぶ直接的な風評被害

企業の評判リスクは、会社という法人格だけに留まりません。「〇〇社長 スキャンダル」「〇〇役員 パワハラ」といった形で、経営者や役員個人の名前とネガティブな情報が結びつけられるケースも少なくありません。

経営陣個人の評判は、企業のパブリックイメージそのものであり、株価や投資家の信頼に直結します(キーマンリスク)。厚生労働省の調査でも、職場のパワーハラスメントは依然として深刻な問題であり、その行為者が経営層である場合、企業のガバナンス体制全体への不信感につながります。(参照:厚生労働省「あかるい職場応援団|ハラスメントの裁判例」) 役員の一人の不適切な言動が、SNSで拡散され、企業全体が「トップからして腐っているブラック企業だ」と認識される事例は後を絶ちません。

2.3 法的・財務的リスクへのドミノ倒し

Web上の評判悪化は、やがて具体的な法的・財務的リスクへと波及します。不適切な労務管理が発端となった場合、元従業員から労働審判や訴訟を起こされ、多額の賠償金や弁護士費用が発生する可能性があります。情報漏洩やコンプライアンス違反が発覚すれば、監督官庁からの行政指導や課徴金といったペナルティも考えられます。

さらに、メディアで「ブラック企業大賞」のような不名誉な形で取り上げられれば、企業の社会的信用は完全に失墜します。その結果、株価は下落し、金融機関からの融資条件は厳しくなり、売上も減少するという、財務的な三重苦に陥るリスクも十分に考えられるのです。

3. 自社のWebリスクは“可視化”できる時代へ

これほど深刻なリスクを、もはや「運が悪かった」で済ますことはできません。幸いなことに、テクノロジーの進化により、かつては見えなかったWeb上のリスクを正確に**「可視化」**し、管理することが可能になっています。CYBER VALUEは、そのための最先端のソリューションを提供します。

3.1 CYBER VALUEのWeb/SNSモニタリング機能

リスク対策の第一歩は、脅威を早期に発見することです。CYBER VALUEのWeb/SNSモニタリング機能は、貴社に関するインターネット上の膨大な情報を24時間365日体制で監視し、リスクの火種を発生初期の段階で検知します。

  • 監視対象: X(旧Twitter)などのSNS、5ちゃんねるなどの匿名掲示板、転職口コミサイト、ブログ、ニュースサイトのコメント欄まで、あらゆるプラットフォームを網羅的に監視。
  • キーワード設定: 「ブラック」「パワハラ」「炎上」「社長」「訴訟」といったネガティブなキーワードはもちろん、業界特有のリスクワードも自由に設定可能。
  • 即時アラート: 監視キーワードを含む投稿が検知されると、即座に担当者へアラートメールを送信。深夜や休日に発生した炎上の兆候も見逃さず、初動対応の遅れという致命的なミスを防ぎます。

Web/SNSモニタリングについて詳しく見る

3.2 サジェスト汚染対策によるブランド防衛

ネガティブなサジェストが固定化される前に、その兆候を捉え、対策を講じることがブランド防衛の鍵です。CYBER VALUEのサジェスト汚染対策は、専門的なアプローチで検索環境の健全化を図ります。

  • 原因分析: なぜネガティブなキーワードがサジェストに表示されるのか、その背景にある検索行動や情報源を徹底的に分析します。
  • 抑制と改善: 検索エンジンのアルゴリズムを理解した上で、ポジティブな情報発信を強化する「逆SEO」などの手法を用い、ネガティブワードの表示順位を相対的に低下させ、検索結果全体の印象を改善していきます。

サジェスト汚染対策について詳しく見る

3.3 フォレンジック調査で「社内の根本原因」を特定

「ブラック企業」という評判の多くは、外部からの攻撃ではなく、社内の問題が発端となります。内部不正や情報漏洩が疑われるケースでは、その根本原因を特定しない限り、真の解決には至りません。

CYBER VALUEのフォレンジック調査は、デジタル犯罪捜査の専門家が、法的な証拠能力を持つレベルで社内調査を行います。

  • 証拠保全・解析: PCの操作ログ、メールの送受信履歴、サーバーへのアクセス記録などを科学的に解析し、「誰が、いつ、何をしたのか」を客観的な事実として明らかにします。
  • 法的対応と再発防止: 調査結果は、不正を行った従業員への損害賠償請求や刑事告訴における強力な証拠となります。また、原因を特定することで、実効性のある再発防止策を策定し、組織のセキュリティ体制を強化します。

フォレンジック調査・対策について詳しく見る

4. 「検索炎上」を防ぐために今すぐ始めるべきこと

CYBER VALUEのようなツールを導入することは重要ですが、それと同時に、リスクの根源を断つための組織的な取り組みが不可欠です。

4.1 すべての始まりは社内環境の見直しから

「ブラック企業」という評判は、多くの場合、従業員の不満や不信が蓄積した結果として現れます。つまり、最も効果的な炎上対策は、従業員が不満を外部に発信する必要のない、健全な職場環境を構築することです。

  • コミュニケーションの活性化: 定期的な1on1ミーティングやタウンホールミーティングを通じて、経営陣と従業員の対話の機会を増やし、風通しの良い組織文化を醸成する。
  • ハラスメント対策の徹底: 相談窓口を設置するだけでなく、それが匿名で安心して利用できるものであることを周知し、すべての従業員にハラスメント研修を実施する。
  • 公正な労務環境: サービス残業を撲滅し、公正で透明性の高い人事評価制度を運用する。

従業員のエンゲージメントを高め、心理的安全性が確保された職場を作ることが、結果的にネガティブな情報流出を防ぐ最強の防波堤となるのです。

4.2 風評被害・コンプライアンス対策の体制構築

どれだけ健全な組織であっても、リスクをゼロにすることはできません。重要なのは、万が一トラブルが発生した際に、パニックに陥らず、迅速かつ的確に対応できるクライシス対応体制を平時から構築しておくことです。

  • 責任部署の明確化: 危機発生時に誰が指揮を執り、どの部署が情報収集や対外的な発表を行うのかを明確に定めておく。
  • クライシスコミュニケーションマニュアルの整備: 想定されるリスクシナリオごとに、対応フロー、情報開示の基準、メディアへの回答などをまとめたマニュアルを作成しておく。
  • 専門家との連携: 広報、法務、ITの各部門が連携するとともに、弁護士やCYBER VALUEのような外部の専門家と平時から連携し、いつでも相談できる関係を築いておく。

初動対応の速さと的確さが、炎上の被害を最小限に食い止めるか、それとも致命的な経営危機に発展するかの分かれ道となります。

5. CYBER VALUEが提供する“安心のWebリスク対策”

CYBER VALUEは、単なる監視ツールや一過性の対策サービスではありません。私たちは、**「検知」→「分析」→「対策」→「改善」**という一貫したPDCAサイクルを通じて、企業のレピュテーション(評判)を継続的に守り、育てるパートナーです。

  • 検知: SNS炎上の兆候を即座に検知
  • 分析: サジェスト汚染や不祥事の根本原因を科学的に調査・分析
  • 対策: 悪質な投稿の削除や検索結果の改善、セキュリティ強化を実行
  • 改善: 調査結果に基づき、再発防止策や組織体制の改善を提案

私たちは、テクノロジーと専門家の知見を組み合わせることで、貴社の信用を守る“盾”となる統合的なソリューションを提供します。

まとめ:社名で検索される時代に、“無関心”こそ最大のリスク

いまや、Googleの検索結果やSNS上の評判は、企業の「第2の履歴書」であり、顧客や取引先、求職者にとっての「最初の面接官」です。この現実から目を背け、「うちは大丈夫」と無関心でいることこそが、現代の経営における最大のリスクと言えるでしょう。

「ブラック企業」という不名誉なレッテルを貼られてからでは手遅れです。そうなる前に、自社のWebリスクを主体的に可視化し、管理し、実効性のある対策を講じることが、すべての企業に求められています。

CYBER VALUEは、貴社の目となり、耳となり、そして信用を守る“盾”となるソリューションです。

リスク管理

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Q&Aよくある質問

Q1サジェスト対策はどのくらいで効果が出ますか?

キーワードにもよりますが、早くて2日程度で効果が出ます。
ただし、表示させたくないサイトがSEO対策を実施している場合、対策が長期に及ぶおそれもあります。

Q2一度見えなくなったネガティブなサジェストやサイトが再浮上することはありますか?

再浮上の可能性はあります。
ただ、弊社ではご依頼のキーワードやサイトの動向を毎日チェックしており、
再浮上の前兆がみられた段階で対策を強化し、特定のサジェストやサイトが上位表示されることを防ぎます。

Q3風評被害対策により検索エンジンからペナルティを受ける可能性はありませんか?

弊社の風評被害対策は、検索エンジンのポリシーに則った手法で実施するため、ペナルティの心配はありません。
業者によっては違法な手段で対策をおこなう場合があるため、ご注意ください。

Q4掲示板やSNSのネガティブな投稿を削除依頼しても受理されないのですが、対応可能ですか?

対応可能です。
弁護士との連携により法的な削除要請が可能なほか、投稿者の特定や訴訟もおこなえます。

Q5依頼内容が漏れないか心配です。

秘密保持契約を締結したうえで、ご依頼に関する秘密を厳守いたします。

Q6他社に依頼していたのですが、乗り換えは可能ですか?

可能です。
ご依頼の際は他社さまとどのようなご契約、対応がなされたのかをすべてお伝えください。

Q7セキュリティ事故発生時にはすぐ対応していただけますか?

はい。緊急時には最短即日でフォレンジックを実施いたします。

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