Google口コミ削除方法・依頼・裏技など企業をリスクから守るCYBERVALUE

あらゆる悪意から会社を守り
企業価値を最大化する

ABOUTCYBER VALUEとは

『CYBER VALUE』とは株式会社ロードマップが提供する、
風評被害トラブル発生時の企業イメージ回復、ブランドの価値維持のためのトータルソリューションです。
インターネット掲示板に企業の悪評が流される事例はこれまでもありましたが、近年はSNSの普及で、
より多くの人が気軽に企業やサービスに対する意見や不満を投稿するようになり、
それが発端で炎上が発生することもしばしばあります。
ネット炎上は一日3件以上発生するといわれます。
企業に対する悪評が多くの人の目に入れば、真偽に関わらず企業イメージや売上、信頼の低下につながりかねません。
このようなリスクから企業を守り、運営にのみ注力していただけるよう、私たちが全力でサポートいたします。

REASONCYBER VALUE
選ばれる理由

01
SEO対策の豊富な実績

SEO対策の豊富な実績

株式会社ロードマップは2012年の創業以来、長きにわたりSEO対策をメ イン事業としており、その実績は累計 200件以上。そのノウハウをもとに したMEO対策や逆SEO、風評被害対策に関しても豊富な実績がありま す。
長くSEO対策に携わり、つねに最新の情報を学び続けているからこそ、 いまの検索サイトに最適な手法でネガティブな情報が表示されないよう に施策、ポジティブな情報を上位表示できます。

02
事態収束から回復までワンストップ

事態収束から回復まで
ワンストップ

株式会社ロードマップには、SEO対策やMEO対策などWebマーケティン グの幅広いノウハウをもつディレクター、高度な知識と技術が必要なフ ォレンジック対応・保守管理の可能なセキュリティエンジニアが在籍し ており、すべて自社で対応できます。
そのため下請けに丸投げせず、お客さまの情報伝達漏れや漏えいといっ たリスクも削減。よりリーズナブルな料金でサービスの提供を実現しま した。また、お客さまも複数の業者に依頼する手間が必要ありません。

03
弁護士との連携による幅広いサービス

弁護士との連携による
幅広いサービス

インターネット掲示板やSNSにおける誹謗中傷などの投稿は、運営に削 除依頼を要請できます。しかし「規約違反にあたらない」などの理由で 対応されないケースが非常に多いです。
削除依頼は通常、当事者か弁護士の要請のみ受け付けています。弁護士 であれば仮処分の申し立てにより法的に削除依頼の要請ができるほか、 発信者情報の開示請求により投稿者の個人情報を特定、損害賠償請求も 可能です。

04
セキュリティ面のリスクも解決

セキュリティ面のリスクも解決

株式会社ロードマップは大手、官公庁サイトを含む脆弱性診断、サイバ ー攻撃からの復旧であるフォレンジック調査・対応の実績も累計400件以 上あります。
風評被害対策サービスを提供する企業はほかにもありますが、セキュリ ティ面を含めトータルに企業のブランド維持、リスク回避をおこなえる 企業はありません。

お問い合わせはこちら

こんなお悩みありませんか?

Firewall

検索サイトで自社の評判を下げるようなキーワードが出てくる

Search

自社にどのような炎上・風評被害の潜在リスクがあるか整理できていない

BlackBox

セキュリティ専門家による定期チェックを実施しておらず、課題や必要予算が見えていない

SERVICEサービス内容

企業イメージの
回復・維持を総合サポート

01
問題の解決

問題の解決

企業イメージに大きく関わる、つぎのような問題をスピード解決いたします。

検索サイトのサジェストにネガティブなキーワードが出るようになってしまった

サジェスト削除(Yahoo!・Google・Bing)

逆SEO

インターネット掲示板やSNSの投稿などで風評被害を受けた

弁護士連携による削除依頼・開示請求

サイバー攻撃を受けてサーバーがダウンした、サイト改ざんを受けてしまった

フォレンジック調査+対応

02
原因の究明・イメージ回復

原因の究明・イメージ回復

風評被害やトラブル発生の原因となったのはなにか、どこが炎上の発生源かを調査し、 イメージ回復のためにもっとも最適な施策を検討、実施します。

企業やサイトの評判を底上げする施策

SEO対策(コンテンツマーケティング)

MEO対策

サジェスト最適化戦略支援

セキュリティ面のリスク調査

ホームページ健康診断

03
価値の維持

価値の維持

風評被害、サイバー攻撃被害を受けてしまった企業さまに対し、 つぎのような施策で価値の維持までトータルでサポートいたします。

セキュリティ運用

保守管理(月一度の検査ほか)

バックグラウンド調査

リスク対策を多角的にサポート

サイバーチェック

サイバーチェック

取引先や採用の応募者の素性を調査し、取引・採用前に素行に問題のない 人物であるか確認しておける、現代のネット信用調査サービスです。

反社チェック

ネット記事情報をもとに犯罪・不祥事・反社関連の情報を収集します。 採用・取引の最低限のリスク管理に。

ネットチェック

SNS・掲示板・ブログなどから会社・人に関する情報を収集。 企業体質・人物健全度のリスクを可視化します。

TRUST CHECK

匿名アカウント、ダークWebすべてのサイバー空間を網羅ネットの 深部まで調べあげる、究極のリスク対策支援ツールです。

詳しくはこちら

WORKS導入事例

詳しくはこちら

COLUMNコラム

一覧を見る

ファシリティマネジメント(FM)とは?PMとの違いやコスト削減のDX事例を解説

「オフィスの賃料や光熱費が高騰しているが、どこを削ればいいのか判断基準がない」

「リモートワークが定着してオフィスの空席が目立つのに、固定費だけは以前と変わらず経営を圧迫している」

「建物の老朽化が進んでいるが、場当たり的な修理ばかりで、将来的な修繕計画が立てられていない」

経営層や総務・管理部長の方々が抱えるこうした悩みは、単なる「経費削減」の視点だけでは解決が困難です。今、注目されている「ファシリティマネジメント(FM)」という戦略的な手法を取り入れることで、コストカットとオフィス環境の改善を同時に成し遂げることができます。

本記事では、FMの基礎知識から、混同されやすいPM(プロパティマネジメント)との決定的な違い、さらには最新のIT・DXを活用した具体的な成功事例まで、専門知識がなくてもスムーズに理解できるよう解説します。この記事を読み終える頃には、自社の施設を「コストの源泉」から「利益を生む武器」へ変えるヒントが見つかるはずです。

ファシリティマネジメント(FM)とは?「経営を強くする」新しい考え方

「ファシリティマネジメント」という言葉を聞くと、単なるビルの掃除や備品の管理をイメージされるかもしれません。しかし、現代のFMは、企業が保有する土地や建物といった膨大な資産を、いかに経営のプラスにするかという「経営戦略」そのものを指します。

近年、物価高騰や働き方の変化により、オフィス維持費の見直しは急務となっています。しかし、ただコストを削るだけでは社員のモチベーションを下げ、生産性を落としかねません。そこで重要になるのが、データに基づいた施設活用です。「何のためにこの場所があるのか」という原点に立ち返り、経営をより筋肉質で柔軟なものに変えていく。それがFMの本来の役割なのです。

単なる施設管理ではない!土地や建物を「経営資源」と捉える定義

多くの企業において、土地や建物、設備などの「施設」は、人・物・金・情報に続く「第5の経営資源」と呼ばれています。

これまでの施設管理は、「電球が切れたら替える」「エアコンが壊れたら直す」という受動的な維持管理が中心でした。しかし、FMは違います。FMとは、「企業が保有するすべての施設を、経営戦略に基づいて最適に管理・活用し、最小のコストで最大の効果を得ること」を指す能動的な手法です。

つまり「施設をただ現状維持する」のではなく「施設を工夫して使い、会社を成長させる」という攻めの視点がFMの本質です。

なぜ今、総務・管理部門にとってFMが重要なのか?

今、なぜ多くの企業がFMに注力しているのでしょうか。それには現代特有の3つの大きな背景があります。

  • 働き方の多様化(ハイブリッドワーク): 出社率が日によって変動する中、無駄な空席を削減しつつ、出社した際には対面ならではの価値を生める空間作りが求められています。
  • 脱炭素・省エネへの社会的要請: 企業には光熱費の削減だけでなく、環境負荷の低減が求められており、施設のエネルギー管理が企業価値(ESG)に直結するようになっています。
  • 固定費の見直しによる利益確保: 原材料費や人件費が上がる中、固定費の大きな割合を占める「施設維持費」を最適化することは、最も確実な利益向上策の一つです。

このように、FMは総務の「裏方業務」ではなく、企業の利益率やブランド価値を左右する「戦略部門」としての重要な役割を担っています。

対象はオフィスだけじゃない?FMがカバーする幅広い範囲

FMの対象となるのは、デスクや椅子、会議室だけではありません。

  • 土地・建物: 本社ビル、支店、工場、社宅、物流センター
  • 設備: 空調、照明、エレベーター、通信ネットワーク
  • 什器・備品: オフィス家具、PC、社用車
  • サービス: 清掃、警備、受付、廃棄物処理

これら「会社が活動するために必要なすべての環境」を一気通貫で管理し、ムダを省いて質を高めることがFMのミッションです。

似ているようで違う「PM(プロパティマネジメント)」との決定的な差

FM(ファシリティマネジメント)と混同されやすい言葉に「PM(プロパティマネジメント)」があります。どちらも不動産や建物の管理を指しますが、その「目的」や「視点」は180度異なります。この違いを正しく理解していないと、外部業者との打ち合わせや社内の役割分担でズレが生じてしまいます。

FMはあくまで「施設を使う側の最適化」を目的としているのに対し、PMは「施設を貸す側の収益最大化」を目的としています。自社ビルを所有している企業の場合、自分たちが使うフロアについてはFMの視点、他社に貸し出しているフロアについてはPMの視点が必要になります。ここでは、それぞれの役割を整理してみましょう。

目的の違い:コストを抑えて「使う」FM ✕ 利益を出すために「貸す」PM

一言でいえば「誰のための管理か」が違います。

  • FM(ファシリティマネジメント): 「利用者(企業側)」の視点です。自社がその施設を使って、いかに社員が効率よく仕事をし、全体のコスト(維持費)を抑えるかを考えます。
  • PM(プロパティマネジメント): 「所有者(オーナー側)」の視点です。ビルを他社に貸し出すことで賃料収入を得て、資産としての価値をいかに高めるかを考えます。

誰が主役?自社利用の総務(FM)と、不動産運用(PM)の役割比較

以下の表で、その違いを具体的に比較してみましょう。

項目ファシリティマネジメント(FM)プロパティマネジメント(PM)
主な視点経営効率・社員の生産性投資収益・賃料収入
主な担当者総務部、管理部、FM専門部署不動産会社、ビル管理会社
主な活動オフィス環境改善、省エネ、BCP対策テナント誘致、賃料交渉、共用部維持
成功指標利益率の向上、社員満足度稼働率、純収益(NOI)

補足:資産価値を最大化する「AM(アセットマネジメント)」との関係

さらにもう一つ上のレイヤーにAM(アセットマネジメント)があります。これは「資産全体をどう動かすか」という投資家的な視点です。

  • AM: 投資の判断(この建物を持ち続けるか、売却して投資に回すか)
  • PM: 不動産の運営(いかに高く貸し、建物の資産価値を守るか)
  • FM: 環境の最適化(いかに安く維持し、使い勝手を最大化するか)

これら3者が連携することで、企業の不動産戦略は初めて盤石なものになります。

経営層が知っておくべき、FMを導入する3つのメリット

FMの導入は、単なる「節約」を超えた多大なメリットを企業にもたらします。特に経営層の方々に注目していただきたいのは、FMが財務体質の強化だけでなく、企業の持続可能性(レジリエンス)を高める点にあります。

「うちの会社はこれまで通りでいい」と思われている場合でも、実は目に見えないコストの垂れ流しや、生産性の低下が起きている可能性があります。FMを導入することで得られる具体的な3つの恩恵を見ていきましょう。

【コスト削減】建物維持費や光熱費などの「固定費」を最小化する

企業のコストのうち、人件費に次いで大きな割合を占めるのが施設関連費用です。

FMによって「どのスペースがどれくらい使われているか」という稼働率を可視化すれば、余剰な面積を解約したり、縮小したりすることで、賃料を大幅に削減できます。また、壊れてから直すのではなく、計画的な修繕(予防保全)を行うことで、突発的な高額修理を防ぎ、建物の寿命を延ばすことが可能になります。

【生産性向上】社員がイキイキと働き、成果が出る環境をつくる

最新のFMでは、社員のワークスタイルに合わせた「働きやすさ」を重視します。

集中できる個別ブース、偶然の対話からアイデアが生まれるリフレッシュエリア、ストレスのない通信環境。これらを整えることは、社員のモチベーションや生産性を劇的に向上させます。また、「働きやすいオフィス」は採用活動においても強力な武器となり、優秀な人材の確保に繋がります。

【リスク回避】老朽化や災害から会社と社員を守る「BCP対策」

大規模な災害が発生した際、事業を継続できるかどうかは施設の準備状況に左右されます。

FMの視点があれば、建物の耐震補強、非常用電源の確保、備蓄品の管理などを「いつまでに、いくらかけて行うか」を計画的に進められます。これは単なる防災活動ではなく、不測の事態でもビジネスを止めないための「BCP(事業継続計画)」の核となる取り組みです。

【具体例】コスト削減と快適なオフィスを両立させる3つの手法

「概念はわかったが、具体的に何をすればいいのか?」という疑問にお答えするため、多くの企業が取り組んでいる代表的な3つの手法を紹介します。これらは、コストを抑えながらもオフィスの質を下げない、非常に効率的なアプローチです。

共通しているのは、これまでの「当たり前」を疑うことです。全員に固定のデスクが必要なのか、全館を一斉に冷暖房する必要があるのか。データや実態に基づいた改善を行うことで、無理のないコスト削減が実現します。

働き方の変革:フリーアドレス導入で「使わないスペース」を削減

固定席を廃止する「フリーアドレス」や、業務内容に合わせて場所を選ぶ「ABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)」は、FMの代表的な成功事例です。

社員全員分の席を確保するのではなく、平均出社率に合わせてデスク数を最適化することで、オフィスの床面積を20〜30%削減することも可能です。削減できた分のコストを、より高機能な共用スペースへ投資すれば、社員満足度を高めつつ固定費を下げるという好循環が生まれます。

省エネの徹底:エネルギー管理で無理なく光熱費をカット

「誰もいない会議室の電気がついたまま」「空調が効きすぎている」といったムダを、個人の意識ではなく「仕組み」で解決します。

LED照明への一括切り替えはもちろん、時間帯や外気温に合わせて空調を自動制御するシステムを導入することで、快適さを保ちながら光熱費を10〜20%削減する事例が相次いでいます。

管理の適正化:外部委託を見直して「管理の質」と「コスト」を最適化

清掃、警備、点検などの外部委託費も見直しの対象です。

複数の業者にバラバラに発注していたものを、一括管理(IFM)に切り替えることで、窓口が一本化され、スケールメリットによるコストダウンが期待できます。また、「何を何回やるか」という仕様ベースの契約から、「どれくらい綺麗に保つか」という成果ベースの契約に見直すことで、コストを抑えつつ質を向上させることが可能です。

DXで変わる!最新のファシリティマネジメント活用事例

デジタル技術の進化(DX)は、FMの世界を劇的に変えました。かつては経験豊かな担当者の「勘」や「紙の台帳」に頼っていた施設管理が、今では客観的な「データ」によって行われるようになっています。

デジタルツールを導入することで、これまで見えていなかった「ムダ」が浮き彫りになり、経営層が迅速に意思決定できるようになります。ここでは、特に導入が進んでいる3つのDX事例を紹介します。

「FMシステム」でバラバラな施設情報をスマホ一つで管理する

かつて、施設の図面、修繕の履歴、賃貸借契約書などは、担当者のデスクや書庫にバラバラに保管されていました。

最新の「FMシステム」を導入すれば、これらすべての情報をクラウド上で一元管理できます。経営層はいつでもどこでも施設のコスト状況や修繕予定を把握でき、属人化(特定の担当者しかわからない状態)を防ぐことができます。

IoTセンサーで判明!オフィスの「本当の稼働率」と空調のムダ

「なんとなくオフィスが広い気がする」という感覚を、IoTセンサーが正確な数値に変えます。

座席や会議室に設置したセンサーが、24時間の利用状況を計測。ある企業では、センサーデータから「特定のフロアが午後しか使われていない」ことを突き止め、そのエリアを返却(減築)することで、年間数百万円の賃料削減に成功しました。

AIが故障を予知?修理費を抑える「攻めのメンテナンス」

AIを活用した「予兆検知」も注目されています。

設備の稼働データや振動をAIが分析し、「故障する数週間前の兆候」を捉えます。壊れてから慌てて直す「事後修理」は、業務停止のリスクや特急料金によるコスト増を招きます。故障前に計画的に部品交換する「予防保全」に切り替えることで、トータルコストを最小限に抑えられます。

まとめ:戦略的なファシリティマネジメントで「強い組織」へ

ファシリティマネジメント(FM)は、単なる「ビルの掃除」や「コスト削減」ではありません。それは、会社が持つ土地・建物・設備という巨大な資産を、最大限に活用して利益を生み出すための「経営戦略」です。

  1. 現状をデータで可視化する(情報の一元管理)
  2. 実態に合わないムダを削ぎ落とす(スペースとエネルギーの最適化)
  3. 価値を生む環境へ再投資する(生産性の向上)

このステップを着実に回していくことで、コストを抑えながらも、社員が最大限のパフォーマンスを発揮できる「強い組織」へと進化することができます。

まずは、自社のオフィスがどれくらい有効に使われているか、管理コストにムダはないか、その「現状を疑ってみる」ことから始めてみてはいかがでしょうか。

リスク管理

内部通報制度が機能しない原因は?「バレる」不安を解消し形骸化を防ぐ運用ポイント

「うちの会社は通報が1件もないから、きっと健全なんだろう」

そう考えている経営層や人事責任者の方こそ、実は今、最も危険な状態にあります。

内部通報制度は、会社を法的リスクや不祥事から守る「最後の砦(とりで)」です。しかし、実際には形だけで中身が伴っていない企業が少なくありません。通報がゼロなのは、問題がないからではなく「言っても無駄」「バレるのが怖い」という絶望感の表れかもしれないのです。

本記事では、制度が機能しない本当の理由を解き明かし、従業員が安心して声を上げられる「生きた制度」へとアップデートするための具体的な解決策を解説します。

なぜ内部通報は届かない?「制度はあるのに意味がない」組織の盲点

「通報窓口を設置したのに、一度も連絡が来ない」

これは多くの企業が直面する壁です。しかし、不祥事やハラスメントが完全にゼロの組織は、現実的にはほぼ存在しません。通報がない本当の理由は、制度が機能しているからではなく、従業員に「意味がない」と見限られている可能性が高いのです。

「通報0件=健全」は危険信号。現場で起きている隠蔽のリアル

経営層にとって「通報0件」は一見すると安心材料に思えるかもしれません。しかし、現場では深刻な問題が水面下で蓄積されているケースが多々あります。

実際、通報が届かない現場では以下のような心理が働いています。

  • 「言ってもどうせ変わらない」という諦め: 過去に声を上げても無視された、あるいは解決しなかった経験が、沈黙を生みます。
  • 「報復」への恐怖: 相談したことで、かえって状況が悪化したり、職場に居づらくなったりすることを何よりも恐れています。
  • 「これくらいは普通」という同調圧力: 異常な環境が日常化し、問題だと気づけなくなっているケースも少なくありません。

通報が1件もない状態は、組織の「自浄作用(自分たちで間違いを正す力)」が麻痺している「危険信号」と捉えるべきです。

従業員が最も恐れるのは「職場での身バレ」と「報復人事」

従業員が通報をためらう最大の理由は「通報したことがバレて、今の居場所を失うこと」への恐怖です。

多くの従業員は、窓口に対して以下のような疑念を抱いています。

「窓口の担当者は、上司と仲が良いのではないか?」

「相談内容が筒抜けになり、裏で犯人捜しが始まるのではないか?」

もし「あいつが告発した」と特定されれば、陰湿な嫌がらせや、不当な配置転換、昇進の見送りといった「報復人事」が行われるリスクがあります。このリスクを冒してまで、会社を良くしようと動く従業員は極めて稀です。

ハラスメントが放置される「形骸化」した制度の共通点

「制度は立派だが、実際には使えない」状態を形骸化(けいがいか)と呼びます。形骸化している組織には、共通する3つの特徴があります。

  1. 窓口の存在が知られていない: どこに、誰に、どうやって連絡すればいいのか、周知が徹底されていません。
  2. 対応プロセスが不透明: 通報した後に「誰が調査し、いつまでに、どう解決されるのか」というルールが示されていません。
  3. 経営層の「本気度」が見えない: 上層部が「通報制度はリスクだ」「面倒なものだ」と否定的に捉えていると、その空気感は現場に伝わります。

これでは、どんなに立派な就業規則があっても、ハラスメントを抑止する力にはなりません。

本当に「バレない」仕組みとは?匿名性と信頼を守る3つの鉄則

「誰が通報したかバレたら、この会社にはいられない」——従業員が抱くこの切実な不安を解消しない限り、どんなに高価な通報システムを導入しても宝の持ち腐れとなってしまいます。制度に真の命を吹き込むために必要なのは、単なるマニュアルの整備ではなく、「通報者は絶対に守られる」という揺るぎない信頼感の構築です。

匿名性を担保し、プライバシーを徹底的に守り抜くことは、組織の自浄作用を支える大前提となります。ここでは、従業員の心理的な壁を取り払い、安心して真実を話してもらうために不可欠な「3つの鉄則」について、具体的かつ分かりやすく深掘りしていきます。

なぜ「社内窓口だけ」では従業員を安心させられないのか

社内窓口には「自社の事情に詳しい」というメリットがあります。しかし、通報者から見れば「会社の人間である」こと自体が大きな不安要素です。

「人事部長に話したら、役員会ですぐ共有されるのではないか?」

「同じフロアの総務課の人には顔を見られたくない」

このように、物理的・心理的な距離が近すぎることが、かえって障壁になります。特に、通報の対象が経営層や有力な役職者である場合、社内窓口はほぼ機能しなくなると考えるべきです。

法律で決まっている「通報者を守るルール」をわかりやすく解説

2022年に施行された「改正公益通報者保護法」により、企業にはより厳しい義務が課せられています。

【法律で定められた主な義務】

  • 守秘義務の徹底: 通報者を特定できる情報を漏らしてはなりません。違反した担当者には罰則が科される可能性もあります。
  • 不利益な扱いの禁止: 通報したことを理由に、解雇や降格、減給、さらには「嫌がらせ」をすることは法律で固く禁じられています。

この「法律によって強力に守られている」という事実を、従業員にわかりやすく、繰り返し伝えることが信頼構築の第一歩となります。

秘密を厳守し、犯人捜しを絶対に許さない組織づくり

仕組み以上に重要なのが、会社の「断固たる姿勢」です。

もし「誰が言ったのか」を探ろうとする管理職が現れたら、会社として即座に厳重注意し、場合によっては処分を下すほどの徹底した体制が必要です。

「犯人捜しをする側が処罰の対象になる」というルールを明文化し、例外なく運用することで、従業員は初めて「ここは信じていい場所だ」と感じるようになります。

外部窓口(アウトソーシング)の導入は正解?メリット・デメリット比較

社内窓口だけでは限界を感じ、「形骸化」という重い課題を打破するための切り札として、多くの企業が導入を急いでいるのが「外部窓口(アウトソーシング)」への委託です。社内の人間関係や利害から完全に切り離された第三者が窓口となることで、従業員が抱く心理的なハードルを劇的に下げられる可能性があります。

しかし、単に外部へ丸投げすればすべてが解決するわけではありません。コスト面や社内連携のスピード感など、外部委託ならではの注意点も存在します。導入を検討するにあたって、自社の規模や社風に本当に合っているのかを見極めるために、まずはそのメリットとデメリットを冷静に比較・検討してみましょう。

【メリット】「会社とは無関係」という安心感が通報のハードルを下げる

外部窓口(弁護士事務所や専門の代行業者)の最大の武器は「圧倒的な心理的安全」です。

従業員にとって、会社と利害関係のない第三者に話を聞いてもらえる安心感は、社内窓口とは比較になりません。「自分の名前が勝手に社内に広まることはない」という信頼があるからこそ、勇気を持って真実を話せるようになります。

【メリット】専門家が中立な立場で対応するため、事実確認がスムーズになる

専門の相談員や弁護士は、話を聞くプロです。

感情的な訴えの中から「何が事実で、何が問題なのか」を整理し、法的な観点を含めてレポートにまとめてくれます。これにより、会社側は届いた情報を元に、迷うことなく調査や改善へ動くことができます。

【デメリット】月額費用などのコストと、社内事情の共有に手間がかかる

もちろん、外部委託には月額の運用費用がかかります。また、外部の担当者は自社の人間関係や独自のルールを知りません。

そのため、最初のうちは「役職名の意味」や「組織の力関係」などを丁寧に説明する手間が発生することがあります。

【判断基準】自社に最適な「社内・社外」の使い分け・併用スタイル

「社内か、社外か」の二択で考える必要はありません。多くの先進企業では「社内と社外を併用するスタイル」を採用しています。

相談の種類推奨される窓口理由
業務の改善提案・軽微な疑問社内窓口自社の仕組みに詳しい人が即答できるため
ハラスメント・横領・不正外部窓口秘匿性と専門性が求められ、公平な判断が必要なため

このように窓口を複数用意し、従業員が「自分で選べる」ようにしておくことが、形骸化を防ぐ最も効果的な方法です。

形骸化を脱却!「風通しの良い組織」に変わるための4ステップ

「制度はあるけれど、誰も使っていない」という静まり返った状態から卒業し、組織の膿(うみ)を早期に発見できる健全な体制へと作り変えるためには、単なるルールの見直し以上の工夫が必要です。形骸化した制度を再び動かすプロセスは、いわば従業員との「信頼の再構築」そのものであり、組織の風通しを劇的に改善する絶好のチャンスでもあります。

この章では現場の意識を変え、制度を実効性のあるものへとアップデートするための具体的な手順を4つのステップに整理しました。専門的な知識がなくても、明日から一つずつ実践できる現実的かつ効果的なアクションプランをご紹介します。このステップを歩むことで、貴社はリスクに強い、しなやかな組織へと生まれ変わるはずです。

ステップ1:まずは経営層が「隠蔽を許さない」姿勢を正しく発信する

すべての改革は、トップの言葉から始まります。

「わが社は不祥事を絶対に隠さない。通報は会社を良くするための善意の行動であり、宝である」

このメッセージを、社長自らが全社員に向けて発信してください。一度きりではなく、社内会議や年頭あいさつなどで繰り返し伝えることが、組織の空気を変えていきます。

ステップ2:通報したらどうなる?「その後の流れ」を可視化して不安を払拭

従業員が不安なのは、通報した後のことが「ブラックボックス」だからです。

以下のプロセスを図解して公開しましょう。

  1. 受付: 匿名性が守られた状態で情報を受け取る
  2. 事実確認: 中立な立場で調査を行う
  3. 是正・処置: 問題があれば速やかに是正し、再発を防止する
  4. フィードバック: 通報者に可能な範囲で結果を報告する

「ゴール」が見えていれば、従業員は安心して一歩を踏み出せます。

ステップ3:通報者に「対応結果」をフィードバックし、信頼を積み上げる

通報したのに「その後どうなったか」の連絡が一切なければ、従業員は「会社は動いてくれなかった」と判断し、二度と通報してくれません。

調査の進捗や、是正措置の内容を可能な限り本人に伝える(フィードバックする)ことが、「通報してよかった」という信頼に繋がり、制度が文化として根付いていきます。

ステップ4:悪用や虚偽通報を防ぐための「受付ルール」を周知する

経営層が心配する「私怨(しえん)による嫌がらせ通報」への対策も必要です。

「他人を陥れるための嘘の通報は、保護の対象外となる」

「悪質な虚偽と判明した場合は、就業規則に基づき処分する場合がある」

というルールをあらかじめ周知しておきましょう。これにより、制度の悪用を防ぎ、正当な通報だけを守る仕組みが完成します。

まとめ:内部通報制度は「会社を守るための防波堤」

内部通報制度は、決して「犯人捜し」や「会社を攻撃するため」の道具ではありません。

放置すれば倒産や巨額の賠償に繋がりかねない「小さな火種」を、早期に発見して消し止めるための、会社にとっても従業員にとっても価値のある「防波堤」なのです。

「通報が来ない」ことに安堵するのではなく、「なぜ通報が来ないのか」を真摯に問い直してみてください。

外部窓口の活用や、プロセスの透明化を通じて、従業員との信頼関係を再構築すること。それが、風通しの良い、持続可能な組織を作る唯一の道です。

リスク管理

デューデリジェンス(DD)とは?人権DDの義務化や採用・取引先のリスク評価を解説

「人権デューデリジェンスという言葉を最近よく聞くが、具体的に何をすればいいのか?」と悩む人事・法務担当者は少なくありません。かつてはM&Aの用語だったデューデリジェンス(DD)ですが、現在はサプライチェーンや採用のリスク評価に不可欠な概念です。本記事では、DDの基礎知識から最新のガイドラインまでわかりやすく解説します。

デューデリジェンス(DD)とは?意味と目的をわかりやすく解説

ビジネスシーンで頻出する「デューデリジェンス」という言葉。言葉の響きから「難解な専門用語」と感じる方も多いかもしれませんが、その本質は非常にシンプルです。なぜこのプロセスが、現在の複雑なビジネス環境において企業の存続を左右するほど重要視されているのでしょうか。まずは言葉の定義を整理し、M&Aの枠を超えて広がっている最新の動向について詳しく解説します。

「正当な注意義務」を意味するデューデリジェンスの定義

デューデリジェンス(Due Diligence)とは、直訳すると「当然払うべき注意義務」という意味です。ビジネスの現場では、ある取引や投資を行う前に「相手方にどのようなリスクがあるか」「提示された情報に嘘はないか」を事前に調査するプロセスを指します。

簡単に言えば、大きな契約や決断をする前の「事前の健康診断」や「身元調査」のようなものだと考えるとイメージしやすいでしょう。

M&Aから「人権・コンプライアンス」へ広がる対象範囲

以前は、DDといえばM&A(企業買収)における「財務状況の確認(お金の調査)」が主流でした。しかし、現代では企業の価値を測る指標が多様化しています。

  • かつて: 資産、負債、収益性などの「財務面」が中心
  • 現在: 労働環境、人権侵害、コンプライアンス、環境対応などの**「非財務面」**が重視

投資家や消費者は、単に利益を上げているだけでなく、「クリーンな経営をしているか」を厳しくチェックするようになっています。

なぜ今、人権デューデリジェンス(人権DD)が注目されているのか

最近、経済ニュース等で「人権デューデリジェンス」という言葉を頻繁に目にします。かつては一部の大企業の活動と思われがちでしたが、現在はその性質が劇的に変化しています。なぜ、あらゆる規模の企業がこの課題に真剣に向き合う必要があるのか。国際的な動向や国内のガイドライン、対策を怠った際の具体的なリスクについて紐解いていきましょう。

日本政府によるガイドラインと義務化の世界的な流れ

今、最も注目されているのが「人権デューデリジェンス(人権DD)」です。 2022年、日本政府は「責任あるサプライチェーン等における人権尊重のためのガイドライン」を策定しました。これにより、大企業だけでなく、その取引先である中小企業にも人権尊重への取り組みが波及しています。

欧州(EU)ではすでに法制化による義務化が進んでおり、グローバルに展開する企業にとって、人権への配慮は「取引を継続するための必須条件」となっています。

知らなかったでは済まされない「放置するリスク」と企業への影響

人権DDを怠り、自社やサプライヤーで強制労働やハラスメントなどの問題が発覚した場合、企業は深刻なダメージを負います。

  • レピュテーションリスク: 「人権を軽視する企業」としてSNS等で拡散され、ブランドイメージが失墜。
  • 経済的損失: 大手取引先からの契約解除、不買運動の発生。
  • 採用への悪影響: 「ブラック企業」というレッテルを貼られ、優秀な人材が集まらなくなる。

「知らなかった」では済まされないのが、現代のリスク管理の厳しさです。

人事・リスク管理責任者が知っておくべき3つの重要領域

デューデリジェンスが必要な範囲は多岐にわたりますが、人事やリスク管理の担当者が特に注力すべきは「人」「組織」「つながり」にまつわる領域です。かつてのDDは「過去の数字」を追うものでしたが、現在は「未来のリスク」を未然に防ぐための調査へと進化しています。ここでは、実務上で避けては通れない3つの重要領域をピックアップし、それぞれの調査のポイントを掘り下げていきます。

① サプライチェーン管理における「人権・取引先DD」

自社が直接雇用している従業員だけでなく、原材料の調達先や委託先まで遡って調査を行います。現代のビジネスでは、自社が直接手を下していなくても、委託先の工場で強制労働や児童労働が行われていれば、自社も「加害者側」とみなされるからです。

特に二次請け、三次請けといった、普段の業務では「見えにくい現場」において不当な労働環境がないかを監視し、透明性を確保する仕組み作りが強く求められています。具体的には、取引先への定期的な行動規範の確認や、現場の労働実態を把握するためのヒアリングなどが含まれます。

② 組織の健全性を守る「労務・コンプライアンスDD」

自社やグループ会社における労働法規の遵守状況を徹底的に点検します。未払い残業代や長時間労働といった「数字」の調査はもちろん、パワーハラスメントやセクシャルハラスメントの潜在的な発生リスク、さらには社会保険の不適切な未加入問題なども対象です。

また、形骸化している社内規定がないか、内部通報制度が実際に機能しているかといった運用面のチェックも欠かせません。これらを放置することは、将来的な労働争議やSNSでの内部告発など、組織の存続を揺るがす重大なリスクを抱え続けることと同義といえます。

③ 重要な人材登用における「採用デューデリジェンス(バックグラウンドチェック)」

役員クラスや機密情報を扱うポジションを採用する際、学歴・職歴の詐称、反社会的勢力との接点、前職での重大なトラブルがないかを調査します。 不適切な人材の採用は、組織の崩壊や情報漏洩を招く大きなリスクとなります。

ガイドラインに沿ったデューデリジェンスの具体的な進め方

「重要性は理解したが、どこから手をつければいいのか」と足踏みしてしまうケースも少なくありません。幸い、日本政府のガイドラインには標準的なプロセスが明示されています。このプロセスは、一度実施して終わりではなく、PDCAサイクルのように継続的に回し続けることが成功の鍵となります。ここでは、実務に落とし込むための具体的な4つのステップを、一つずつ丁寧に解説していきます。

ステップ1:人権方針の策定と責任の明確化

まずは「我が社は人権を尊重し、侵害を許さない」という強い姿勢をトップメッセージとして発信し、社内方針を明文化します。これは単なるスローガンではなく、従業員や取引先に対して「我が社と付き合う上でのルール」を示す基盤となります。

また、方針を作るだけでなく、どの部署が主導するのかという責任の所在を明確にすることも重要です。全社的な理解を得るための社内研修などを通じて、組織全体にこの方針を浸透させることが、DDを形骸化させないための第一歩となります。

ステップ2:負の影響(リスク)の特定と評価

自社の事業活動や取引関係において、誰に対してどのような人権リスク(過重労働、差別、不当な解雇、労働安全衛生の不備、児童労働など)を及ぼす可能性があるかを網羅的に洗い出します。

調査にあたっては、業界特有のリスクや進出している地域の特性、さらには外国人労働者の有無といった個別事情を考慮しなければなりません。リスクの発生頻度と、発生した際の影響の深刻度を掛け合わせて優先順位を決定します。この「リスクの地図」を作ることが、限られた予算と人員で効率的な対策を打つための近道です。

ステップ3:リスクの防止・軽減に向けた是正措置

特定された優先順位に基づき、具体的な対策を講じます。自社内のルール刷新はもちろん、取引先に対しては改善を求める対話(エンゲージメント)を行い、必要であれば技術支援や教育プログラムを提供します。

ここで重要なのは、問題が見つかったからといって即座に「取引を切る」ことではありません。まずは取引先と共に改善を目指す姿勢が、現代のサステナブルなサプライチェーン管理においては高く評価されます。万が一、是正が困難な場合には、最終手段として関係の解消を検討するという段階的なアプローチが推奨されています。

ステップ4:取り組み結果の追跡と情報公開

実施した対策が実際に効果を上げているかを継続的にモニタリングします。あらかじめ達成すべき指標(KPI)を設定して進捗を確認し、そのプロセスと結果をWebサイトやサステナビリティレポートなどで外部へ積極的に公表します。

良い結果だけでなく、直面している課題や失敗も含めて透明性を高めることは、投資家や消費者からの信頼を得ることに直結します。また、この情報公開そのものが、将来的なトラブルに対する法的・社会的な防波堤としても機能することになります。

実務担当者が直面する課題と「リスク評価」を成功させるコツ

ガイドライン通りに進めようとしても、現場では必ずと言っていいほど壁にぶつかります。特に「調査の精度」と「リソースの限界」は多くの担当者が共通して抱える悩みです。形だけの調査でリスクを見逃せば、DD本来の意味をなしません。本セクションでは、実務担当者が直面しやすい落とし穴を回避し、限られたリソースの中で最大限の成果を出すための実践的なテクニックと、専門機関の活用方法を紹介します。

形式的なアンケートで終わらせないための調査手法

多くの企業が「取引先へのアンケート調査(SAQ)」を実施しますが、これだけでは回答者が「望ましい回答(建前)」を選んでしまい、実態が隠れるリスクがあります。回答の精度を高めるには、回答の矛盾を突くための関連質問を組み込む、回答の根拠となるエビデンス(就業規則の写しや賃金台帳の一部など)の提出を求めるなどの工夫が必要です。

さらに、重大なリスクが疑われる場合には、抜き打ちでの現地訪問(監査)を行う、あるいは従業員への匿名インタビューを実施するなど、複数の調査手法を多角的に組み合わせることが重要です。現場の「生の声」を確認して初めて、真のリスクが見えてきます。

採用候補者や取引先の「見えないリスク」をどう検知するか

SNSでの過去の不適切な発信、ネット上には出回っていない訴訟歴、あるいは巧妙に隠された反社会的勢力との繋がりなどは、通常の面接や書類審査、形式的な企業照会ではまず検知できません。しかし、これらを見逃すと、採用後や契約後に企業のブランド価値を根底から覆すトラブルに発展しかねません。

特に重要なポストへの採用や、新規の大型契約においては、公的情報の徹底的な照合や、独自ネットワークによるリサーチ、さらには過去のトラブル事例とのマッチングなど、専門的な「深掘り調査」を検討すべきです。表面的な情報に惑わされない客観的なデータ収集こそが、組織の安全を守る鍵となります。

専門機関(第三者)による調査を導入するメリット

自社で全ての調査を行うには、膨大な時間と高度な専門スキル、そして特殊な情報へのアクセス権が必要です。外部の専門機関を活用することで、客観性が担保された「言い逃れできない報告書」が得られ、対外的な信頼性が飛躍的に向上します。

また、最新の法規制や他社事例に基づいたアドバイスが得られるため、対策の精度も上がります。何より、ルーチンワーク化した調査や高度なリサーチをアウトソーシングすることで、社内の担当者は「自社にしかできない経営判断」や「具体的な是正計画の策定」に専念できるようになります。コストを抑えつつ、より確実なリスクヘッジを実現するための賢い選択といえるでしょう。

まとめ:デューデリジェンスは企業価値を守るための「投資」

デューデリジェンスは、単なる「コスト」や「事務作業」ではなく、不測の事態から会社を守り、ステークホルダーからの信頼を勝ち取るための「攻めの投資」です。

人権、労務、そして採用。それぞれの領域で適切なDDを行い、健全な経営基盤を築きましょう。

貴社のリスク管理を「確かな調査」で支えます。「何から手をつければいいかわからない」「今の調査体制に不安がある」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

リスク管理

一覧を見る

Q&Aよくある質問

Q1サジェスト対策はどのくらいで効果が出ますか?

キーワードにもよりますが、早くて2日程度で効果が出ます。
ただし、表示させたくないサイトがSEO対策を実施している場合、対策が長期に及ぶおそれもあります。

Q2一度見えなくなったネガティブなサジェストやサイトが再浮上することはありますか?

再浮上の可能性はあります。
ただ、弊社ではご依頼のキーワードやサイトの動向を毎日チェックしており、
再浮上の前兆がみられた段階で対策を強化し、特定のサジェストやサイトが上位表示されることを防ぎます。

Q3風評被害対策により検索エンジンからペナルティを受ける可能性はありませんか?

弊社の風評被害対策は、検索エンジンのポリシーに則った手法で実施するため、ペナルティの心配はありません。
業者によっては違法な手段で対策をおこなう場合があるため、ご注意ください。

Q4掲示板やSNSのネガティブな投稿を削除依頼しても受理されないのですが、対応可能ですか?

対応可能です。
弁護士との連携により法的な削除要請が可能なほか、投稿者の特定や訴訟もおこなえます。

Q5依頼内容が漏れないか心配です。

秘密保持契約を締結したうえで、ご依頼に関する秘密を厳守いたします。

Q6他社に依頼していたのですが、乗り換えは可能ですか?

可能です。
ご依頼の際は他社さまとどのようなご契約、対応がなされたのかをすべてお伝えください。

Q7セキュリティ事故発生時にはすぐ対応していただけますか?

はい。緊急時には最短即日でフォレンジックを実施いたします。

CYBER   VALUEに関して
ご不明な点がございましたら
お気軽にお問い合わせ下さい

メールでのお問い合わせはこちら

お問い合わせはこちら

お問い合わせ
資料請求はこちら

資料請求はこちら

資料請求