コーポレートサイトとは?役割やメリット、掲載コンテンツを解説

コーポレートサイト マーケティング

パソコン、スマートフォンの普及もあり、企業が自社のサイト(コーポレートサイト)を所有することは当たり前の時代になってきました。

では、コーポレートサイトとはどのようなものか、その役割や所有するメリット、サイトにはどのようなコンテンツがあるとよいか、などについてご紹介します。

コーポレートサイトとは

コーポレートサイトとは直訳すると「法人(組織)のWebサイト」を意味する言葉です。しかし、「企業の管理するサイト=すべてコーポレートサイト」ではありません。

その企業自体を紹介する、会社概要や事業内容などをメインに掲載したサイトのことです。

これまで、コーポレートサイトは会社案内のパンフレットをインターネット上で見られるようにしただけというものが多くありました。

しかし、最近は集客や顧客とのコミュニケーションなど、目的意識をもって制作・運営する企業が増えてきています。

コーポレートサイトの役割

コーポレートサイトの役割といえるのがつぎの3つです。

  • 自社やその製品、サービスを知ってもらうこと
  • 自社の魅力を伝えること
  • 信用してもらうこと

これらをうまく伝えられれば、見込み顧客なら購買意欲が高まったり、採用希望者なら応募の意欲が高まったり、さまざまな効果を得られることでしょう。

コーポレートサイトを制作する4つのメリット

コーポレートサイトを制作するメリットにはどのようなものがあるのか、ご紹介します。

企業の存在証明

スマートフォンの普及もあり、人は興味のあること、知りたいことがあるとき、まずインターネットで調べるのが一般的になってきています。

これは商品やサービス、またその販売元・製造元の企業に対しても当てはまります。しかし、検索してもサイトがなければ、そこで興味や関心を失くしてしまいかねません。

「商品の詳細は? 信頼できる企業か?」と調べたとき、たどり着いたコーポレートサイトに知りたい情報が充実していれば、購買意欲や信頼感も高まることでしょう。

採用活動に有効

少子化が進むなか、企業にとっては優秀な人材を確保することも重要な課題のひとつです。

求職者の多くは、まずは求人サイトで企業を知ってから、そのコーポレートサイトを調べてよりくわしい事業内容や、自分に合っているかなどを調べるパターンが多いです。

優れた人材に応募してもらうためにも、企業の詳細なプロフィールを伝えるコーポレートサイトは必要不可欠といえるでしょう。

ビジネスチャンスが広がる

コーポレートサイトは「企業の存在証明」につながると前述しましたが、それによってビジネスチャンスを広げる効果もあります。

人や企業がなにか現在の問題を解決できる商品やサービスが欲しいと思ったとき、インターネットで検索することも多いはずです。

このような際に、情報の充実したコーポレートサイトがあれば、そこからビジネスにつながる可能性も大いにあるといえるでしょう。

ユーザーへの対応がスムーズになる

ひと昔前は企業に問い合わせたい場合、まず電話をかけるのが普通でした。しかし、最近はまずインターネットで解決策を探し、メールなどで問い合わせるのが一般的です。

そんなとき、コーポレートサイトに「ご利用マニュアル」や「よくある質問」などが用意されていれば、顧客側は手軽に問題を解決でき、サポートの行き届いている企業であると感じられます。

また、メールでの「お問い合わせフォーム」を設置していれば、企業側も電話対応にかかる手間やコストを削減できます。

コーポレートサイトに掲載するコンテンツ

では、コーポレートサイトにはどのようなコンテンツを盛り込むとよいのかをご紹介します。

最低限掲載したほうが良いコンテンツ

まず最低限掲載しておきたい、必須ともいえるコンテンツがこちらです。

会社概要

コーポレートサイトにおいて、もっとも重要な部分です。なかでも、以下の6項目に関してはかならず入れることをおすすめします。

  • 会社名(正式名称)
  • 代表者名
  • 所在地(本社、事業所の住所)
  • 事業内容
  • 設立年
  • 資本金

つぎのような項目もあると、信頼感が高まります。

  • 電話/FAX番号(受付時間)
  • 売上高
  • 社員数
  • 主要取引先
  • 取引銀行
  • 許可/登録/免許
  • 関連企業

また、地図や会社までのアクセスについても表記があると親切です。

サービス・商品説明

サイトにアクセスした人にとって、会社概要のつぎに知りたいことが、その企業の提供するサービスや商品の説明といえます。

ただ淡々とサービス・商品を説明するだけでなく、どこが優れている点なのか、他社との違いはなにか、欲しいと思わせるような内容にすることも重要です。

また、そのサービス・商品の活用方法や導入手順などもくわしく掲載しておくと、使い方を想像しやすく、問い合わせにつながりやすくなります。

実績

これまでの販売実績や開発実績などを紹介するコンテンツです。この実績数が多いほど、信頼度を高めることができます。

可能な限り、取引企業名や数字などを具体的に公開すると、信憑性が高まります。

お知らせ・新着情報

たとえば新商品やサービス開始といった紹介、連休のお知らせなど、企業からのお知らせ、新着情報を掲載するブログのようなコンテンツです。

コーポレートサイトは完成すると更新頻度が低くなりがちです。そのため、この部分は適度に更新すると、定期的にアクセスしてもらいやすくなります。

お問い合わせフォーム

電話番号と電話の受付時間を記載しておくほかに、24時間受け付けるメールでのお問い合わせフォームもあると、問い合わせの機会を増やすことにもなります。

フォームには最低限、つぎのような入力項目を設定しておくとよいでしょう。

  • お名前(ふりがな)
  • 会社名
  • 役職
  • メールアドレス
  • 電話番号
  • サイトURL
  • お問い合わせ内容

プライバシーポリシー(個人情報保護方針)

プライバシーポリシー(個人情報保護方針)とは、プライバシーの権利利益を保護するための、個人情報の取り扱い方針をまとめたものです。

お問い合わせフォームを設置する場合、問い合わせをしたい人はサイト上から名前やメールアドレスなどの個人情報を送信する必要があります。

そのため、この表記があることで信頼感が高まり、安心して問い合わせてもらいやすくなります。

代表者メッセージ

企業の代表者が顔写真とともに、会社設立の経緯やビジョン、事業への思いなどを語ることで、安心感や信頼感を高められます。また、現社員にその考えを共有することもできます。

代表者メッセージは、コーポレートサイトでも見られやすいコンテンツのひとつです。信頼できる企業であるか、とくに取引を検討中の企業はチェックする可能性が高いでしょう。

状況に応じて掲載するコンテンツ

つづいて、企業の状況に応じて掲載しておくとよいコンテンツがこちらです。

採用情報

コーポレートサイトのメリットで「採用活動に有効」であると前述しましたが、求職者は多くの場合、企業のコーポレートサイトをチェックします。

募集している職種と応募条件、応募方法や採用の流れなどもくわしく掲載しておくこととおすすめします。

また、実際に働く募集職種の社員の体験談やメッセージ、一日の仕事の流れなども紹介しておくと、仕事についてイメージしてもらいやすいです。

よくあるご質問

顧客からよく問い合わせのある質問やその解決方法をまとめておくと、疑問が生じたときも問い合わせる必要なく、問題を解決してもらいやすいです。

問い合わせを減らすことができれば、顧客側も企業側も、双方時間や労力をかける必要がなくなります。

IR情報

上場企業の場合、投資家向けのIR情報は必須です。掲載しておきたい情報は以下のとおりです。

  • 業績、財務情報
  • 決算短信などのIR資料
  • 株主情報
  • 投資家向けの代表メッセージ
  • コーポレートガバナンス
  • ディスクロージャーポリシー
  • 電子公告
  • 免責事項

投資の上級者だけではなく、一般投資家が閲覧することも想定し、分かりやすく掲載するよう心がけてください。

ブランディング・SEOを考えて掲載するコンテンツ

企業としてのブランディング、またSEOでの集客を考えている場合に掲載しておくとよいコンテンツがこちらです。

社員紹介

どのような社員が働いているのか、写真やプロフィールなどを掲載すると、その会社全体の雰囲気、色を伝えることもできます。

この社員の姿で、どのような企業であるか印象づけることができ、結果的にブランディングにもなります。

お客様の声

代表や社員など内部の声だけでなく、お客様の声も掲載すると第三者の視点も盛り込めます。

顧客の声をそのまま載せるほか、インタビュー形式で掲載するのもよいでしょう。良い部分だけでなく、改善すべき点についても語ってもらうと、リアリティが増します。

CSR(社会貢献活動)

CSRとは企業の社会的責任のことです。

利益のみを追求している企業ではなく、社会的な貢献活動もおこなっていることをアピールすることで、好印象を与えることができます。

まとめ

コーポレートサイトによって人が訪問して自社や商品についてより興味をもってもらったり、購入してもらえたりといったチャンスが増えます。

Web集客をお考えなら、コーポレートサイトの制作が先決です。最近はサイト制作も安価かつカンタンにできるようになっているので、気軽に制作されてみてはいかがでしょうか。